むん

マスターズ・オブ・ザ・エアーのむんのレビュー・感想・評価

3.5
第二次世界大戦、アメリカ爆撃隊を描く群像劇。
爆撃機は空の要塞と言われる大きなもので、10人程で乗り込み、連携して爆撃するんですね。

その爆撃機も撃墜されることが多々あり。
運良くパラシュートで逃げ出せたとしても、行方知れずになる者、捕虜になる者、幸運にも基地に戻れる者。どうなってしまうのか、運命はそれぞれ。
次々に送り込まれる新兵。
基地のメンバーもごっそり入れ替わってしまう。

アメリカ兵捕虜の収容所の話や、黒人のみの部隊タスキギー・エアメンの話など、見たことがなかったので新鮮でした。

ただどれもアッサリと描かれるので、心に刺さるというのはほぼなし。
王道娯楽作品って感じのドラマで、強いメッセージを感じることもない。
(実話だから、仕方ないか…)
2024年この時代に、こういう娯楽戦争ドラマってどうなんだろう…とも思うけど。

あと、オースティン・バトラーかっこいいね。
あの話し方、ほんと色気あるわ。
むん

むん