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東京裁判のmakoのレビュー・感想・評価

東京裁判(2016年製作のドラマ)
4.0
健忘録です😅
再放送ですが、以前放送された時も観てました。
今回はきちんと観ようと思い、レビューというよりメモになりました😅

1946年、世界から集まった11人の判事が「戦争は犯罪」なのかという根源的な問い取り組んだ東京裁判。

「東京裁判」(極東国際軍事裁判)は最高司令官のマッカーサーが任命したオーストラリア人のウイリアム・ウェッブ判事が裁判長。

オランダ : レーリンク判事
カナダ : マクドゥガル判事
中国 : 梅(ばい)判事
ニュージーランド : ノースクロフト判事
アメリカ : ヒギンズ判事 途中帰国
交代にクレイマー判事。
フランス : ベルナール判事
ソビエト : ザリヤノフ判事
イギリス : パトリック判事
インド : パル判事
フィリピン : ハラニーリャ判事
11カ国の判事が集まった。

・平和に対する罪、侵略の罪
侵略戦争を共謀し実行したかどうか。
・人道に対する罪
殺人、民族の根絶や奴隷化、国外追放
更に自国民に対する犯罪が含まれる。
・通例の戦争犯罪
捕虜虐待や戦場での残虐行為。

正義と復讐は違う。
ニュルンベルク裁判を東京裁判で適用すべき、と支持する判事がいた。

28人が戦犯
荒木貞夫、重光葵、東條英機、他被告全員が無罪を主張。

侵略戦争を起こした事が犯罪だとするこの法に対し、弁護人の清瀬は戦争が始まったときこの法は存在していないとし、裁判の根幹の疑義を発した。

インド:パル判事
(インドは当時イギリスからの独立を目指していた。)
当時、侵略の罪は存在しなかった。
存在していなかった法を適用するのは避けたい。事後法で裁くことになる。ニュルンベルク裁判も問題のある判断。
オランダやイギリス、フランス、アメリカはアジアを解放したかったと主張する日本を裁く権利があるんですか?

フィリピン : ハラニーリャ判事
バターン死の行進やマニラ市内
イングル証人(バターン死の行進を体験した元アメリカ陸軍兵士)
証言…食べ物や水がなくても我慢できたかもしれません。でも、焼け付くような日差しの中を何時間も行進するのは限界を超えていました。

オランダ : レーリンク判事
「ビルマの竪琴」の著者、竹山道雄と会う。竹山は日本有数の知識人の一人と見なされている。

真珠湾攻撃について、暗号は解読されていて真珠湾攻撃は奇襲ではなかったと証言された。

天皇の戦争責任は東條英機の証言によってなされた。

1200ページを読み上げるのに7日かかった。

広田弘毅被告は、絞首刑。
東郷茂徳被告は、20年の禁固刑。
重光葵被告は、7年の禁固刑。
東条英機被告は、絞首刑。


パル判事役はイルファン・カーンさんでした。今年、亡くなられました。


翻訳 有馬康永
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