今問題の渦中にある宗教2世が題材。子どもにとっては親が神様みたいなもので絶対であり、家庭環境が洗脳のように価値観を形成する。そういう意味で、2世の人達はより苦しむ部分が多いのだと感じた。
信仰のない人だってお賽銭入れたり神頼みしたりする。誰だって何かにすがりたい時はある。でもそれは手段であって、目的ではない。それが目的になってしまうと、行き過ぎになってしまうのではと感じた。
でも突然大切な人が生死を彷徨う状況になったりしたら、何を信じ何を恨めばいいのか、どうしようもなくやりきれなくて、結局は自分を責めることしかできないと思う。そういう時に、自分が楽になるための方法として、神様を憎む事は悪い事じゃないと思う。拠り所というよりは吐き捨て場みたいな。だめかな、？
NHKドラマのクオリティの高さは言わずもがな1時間半のスペシャルドラマは映画的で上質だった。
河合優実ちゃん相変わらず泣き声一つ拍手一つテンプレ通りにはこない。優実ちゃんが尊敬すると言う森山未来さんとの共演も胸熱。
朝ドラも待ってます！
