全10話のオムニバスドラマ。コロナ禍で繰り広げられる、年齢、状況、性別、様々な恋物語。台湾てこういうオムニバス作るのがすごくうまい。メトロシリーズの時も感じたけど、ひとつひとつの作品はインパクト少な目なのに、全部視聴した時に、一話×十回の数十倍の感動が心の底から湧き上がる。薄味の鍋を食べながら、一口目はものたりないのに最後の〆まで食べ終わった時にとてつもない幸福感に包まれるあの感じ。最終話に出て来た、「誰もが最高の愛にふさわしい」の言葉がデザート代わり。
どの回もとても良かったのだけれど、特に心に残ったのは第二話、シングルマザーと配達人の恋。パフ・クオとテレンス・ラウが上手すぎた。