幸せですのドラマ情報・感想・評価

ジュンス（イ・フン）はソユン（キム・ヒョジン）にプロポーズをするが、ソユンはあまり乗り気ではない。各国の財閥たちがカウントダウンに訪れる香港で、SJグループの会長夫人であるソユンの母（イ・フィヒャン）は、ソユンを財閥の御曹司と結婚させようと張り切るのだが…

船上パーティで、大事な書類を届けに来たジュンスと鉢合わせてしまったソユンは、会長の娘なのでは？と疑うジュンスに苦しい言い訳を続ける。一方、香港の街を観光していたエダ（イ・ウンソン）は、骨董品を壊し困っていたところを韓国人男性に助けられる。

香港で出会った男性のことが気になるエダ、その男性＝カンソク（ハ・ソクジン）もまたエダのことを思い出していた。妻を亡くし20年、男手ひとつでジュンスら4兄弟を育ててきた父（イ・ゲイン）は一向に再婚する気がない、見兼ねた祖母はお見合いをさせる。

ソユンは家政婦ミスク（クォン・ギソン）の家にジュンスを連れて行き、母だと紹介するが嘘を見破られてしまう。しかしそんなことではめげないソユン、次は彼の家を訪ねアピール作戦に出る。エダはボクシングのチラシ貼りをしているカンソクと偶然再会する。

ジュンスに追い出されたソユンは、酒場で酔ったフリをして強引にジュンスを自分の家へ連れて行く。見合いをすっぽかし泥酔した上、自社で働く一社員を彼氏だと公言するソユンに母の怒りはおさまらず、家政婦ミスクにジュンスの家庭を調査するよう命令する。

ソユンが会長令嬢だと知ったジュンスは、彼女のために潔く身を引こうとするが、お互いあきらめきれないでいる。一方エダは、お金も身寄りもなくボクシングジムで寝起きしているカンソクの生活が、自分とあまりに違うことに気付きバレエの練習にも集中できない。

殴り合いのケンカをしたジュンスとサンウク（イ・ジョンウォン）。ジュンスに「愛を知らない」と言われたサンウクは一人酒に酔い、ジスク（チェ・ヨンイン）のマンションへ行く。一方ジュンスと寄りを戻したソヨンは、結婚話を押し付ける母に見せしめの芝居を打つ。

ソユンの芝居に腹を立てた理事長からコップの水を引っ掛けられ、またソユンの兄サンウクからは嫌がらせを受けるジュンスは、ソユンとの結婚を認めてもらいたい一心で会社に辞表を出す。そんな折、ジュンスとソユンの結婚記事がネットにアップされる…。

ソユンとジュンスの結婚記事で、大きな波紋が広がる両家。娘の挙動がどうしても許せず怒りを爆発させたセヨンは、夫（キル・ヨンウ）から「出て行け！」と言われ本当に家出してしまう。一方ソユンは、ジュンギ（キム・ジョンソ）に協力してもらいプロポーズをする。

夫の浮気現場を突き止めたつもりのハギョン（チェ・ジナ）だったが、機密に行われていた取引を台無しにしてしまう。エダとカンソクのことが気になりジムに通いだしたチョンアに、カンソクに会いに来たジュニョン（アン・ヨンジュン）が一目惚れ、近付こうとするが…。

母の前で相続放棄の念書にサインしたソユンだったが、同居も賃貸もイヤだとジュンスを困らせる。ヨンジェ（キム・チョルギ）はサンウクに、ジスクの子を自分の子だと説明。ヨンジェの気持ちを知ったサンウクは、ジスクに「今も変わらず愛している」と告白する。

サンウクとジスクの会話を偶然聞いてしまった家政婦アンだけでなく、妻ハギョンも2人の関係に気付く。パク家とイ家の顔合わせの席でジュンスの祖母（キム・ヨンリム）は心労で倒れてしまう。気になったソユンの父はジュンスの父を訪ね、2人で酒を酌み交わす。

結納品を届けに、はじめてイ家を訪れることになったソユンの母。新婚夫婦のために用意された壁紙張替え中の狭く汚い屋根裏部屋を見て言葉をつまらせ、不憫な娘を想い涙を浮かべる。イ部長に殴られ、もうエダには会わないと決心したカンソクだったが…。

ジュンスとソユンの結婚式当日。両家親族が会場に集まる中、会社に行ったままなかなか戻って来ない花嫁。苛立つ母セヨンを横目に始まった式はセヨンの想像外のものばかり。セヨンが憤る中、式場に現れたカンソクの姿を見つけたエダは会場を飛び出してしまう。

ジュンスの昇進に揺れる社内。ジュンスは異例の出世を妬まれる中、社運をかけた企画を任される。一方、家事をやらないソユンは嫁としての役割を躾けられる。お互いの今までのライフスタイルと仕事や家族に対する気持ちがぶつかり、2人は大喧嘩してしまう。

少しずつ夫婦としての絆を深めていくソユンとジュンス。だがソユンの母はやはりジュンスが気に入らない。一方、サンウクの妻ハギョンは夫とジスクの関係に疑念を抱いたまま。エダとカンソクはお互いの気持ちを止められず頻繁に会うようになるのだが…。

引き続きエダとカンソクの仲を妨げようとする兄サンウク。そんなサンウクはジスクと妻ハギョンの狭間で苦悩する。嫉妬に駆られたハギョンはジスクを問い詰めるが、ジスクも抵抗する。そんな中、SJグループでは事業企画が流れ、会社株価が大暴落し危機に陥る。

会社危機の原因は、取引先社長御曹司との縁談をソユンが断わったことにあるとして、兄サンウクや社員からも非難を浴びるソユンとジュンス。母セヨンも激怒し、2人の解雇を言い放つ。納得のいかないソユンは直談判をしに取引先会長婦人の元へと向かう。

サンウクとジスク親子の仲睦まじい姿を見かけ、嫉妬する妻のハギョン。一方、ジスクは自分と息子サランを見守る幼馴染のヨンジェに求婚され思い悩む。ソユンとジュンスはまたも些細なことで両家を巻き込む大喧嘩に。カンソクは窃盗容疑で逮捕されてしまう。

喧嘩が原因で実家へ帰ったソユンを連れ戻しに行ったジュンスだったが、お互いの気持ちを正そうと、しばらくの別居を伝える。エダはカンソクの逮捕にショックを受けつつも気持ちは止められず、お見合い相手との約束を放り出し、カンソクに会いに行ってしまう。

エダの勝手な行動で大騒動のパク家。カンソクの説得もあり、戻ってきたエダにソユンは事情を聞き出し、その場を何とか取り繕う。子供の出来ないハギョンとサンウクが体外受精を決意した頃、ヨンジェはジュンスにジスク親子への思いを語り始めるのだが…。

ようやくイ家に戻ってきたソユン。しかしミュージシャンを目指すジュンギがソユンの高級車を無断で乗っていってしまう。エダはジムへの出入りを禁止され、カンソクと会えなくなる。ハギョンは妊娠に成功し、株価が回復したSJ社のリゾート事業も決定する。

ジュンギが、ソユンの車を担保に騙されていたことが発覚。そこでソユンはジュンスに内緒で彼に大金を貸す。ジュンスの父は子持ちのジスクとヨンジェの結婚を反対する。その頃、妊娠したハギョンはジスクの息子サランが、夫の子ではないかと出生を探り出す。

サンウクは、サランが自分の子ではないかと、事情を知っているジュンスを呼び出す。一方、ハギョンのもとには依頼していた親子鑑定の結果が届く。混乱したサンウクがジスクに事実を問い詰めようとするが、その場に居合わせたハギョンはショックで倒れてしまう。

相変わらず、育ち方や考え方の違いで喧嘩が耐えないジュンスとソユン。一方、セヨンの策略でカンソクの通うジムは立ち退きを迫られる。カンソクはセヨンのもとに交渉に向かうが、エダと別れることを条件に出される。悩んだ結果、彼はエダに別れを告げる。

エダが反抗したためにショックを受けたセヨンは倒れてしまい、父とサンウクから説得を受けるエダ。しかしカンソクとの恋愛とジムの存続を諦めきれないエダはお見合い相手と一芝居を打つ。ついに事実を知ったサンウクは周囲に真実を伝えると言い出すのだが…。

真実を伝えようとするサンウクを必死で阻止するハギョンは倒れ、病院に担ぎ込まれる。カンソクは全てを諦め、地方に行くことを決意する。その頃、リゾート事業企画が順調に進むジュンスだが、一番の協力者のソユンを蔑ろにしたために、またも喧嘩が起きる。

ソユンとジュンスが些細な喧嘩を繰り返す中、セヨンはカンソクを引き離すためにエダの海外留学を強行する。このまま二人が引き離されるのを不憫に思ったチョンアが取り計らい、バレエ公演終了後、何も知らずに留学先へ向かうエダのもとにカンソクが現れる。

カンソクとエダが駆け落ちし、エダの身を心配するパク会長だが、セヨンは世間体を気にするばかり。サンウクはサランを引き取ろうと考え出す。そんな折、兼ねてから相思相愛のパク家の家政婦アン執事とジュンスの父の縁談が持ち上がり、ソユンは困惑する。

ソユンはジスク家を訪ねてきたサンウクと鉢合せる。2人の関係に気付いたソユンは事情をジュンスに問いただすが、何も答えない。イ家の兄弟達は父とアン執事の縁談話で動揺する。一方、エダはカンソクとの暮らしの中でささやかな幸せを感じ始めていた。

パク家の使用人がエダとカンソクの居場所を探す中、父母を心配したソユンは実家へ戻る。サンウクが息子を引き取ろうとしているのを知ったジスクは、息子と引き離さないで欲しいと懇願する。ヨンジェがジスク家を訪ねると、部屋にはサンウクの姿があり…。

ヨンジェは婚約後もサンウクを断ち切れないジスクに別れを告げる。とうとう夫婦関係を誤魔化せなくなったハギョンは、セヨンに夫とジスクの関係を打ち明け、サランの存在も発覚する。その頃、駆け落ち中のカンソクはエダのために別れることも考え始めていた。

遂にハギョンに離婚を切り出し、ジスク親子と3人で暮らすことを決めたサンウク。事態を知ったパク会長はジスクを呼び出し、サランを引き渡すよう強要する。ハギョンはサンウクを取り戻す策として、彼が違法取引に関わったようにみせかけた内部告発を仕組む。

サンウクの不正疑惑に両親は憤慨し、検察の取り調べが続く中、ハギョンは夫を気遣う素振りをする。ジスクはサンウクを信じ、3人での暮らしを望み始める。エダとカンソクの居場所を知ったジュンスはソユンと共にエダの説得へと向かうが、エダは聞き入れない。

アン執事はチョルゴンとの縁談を次男ジュニョンに反対され、交際を思い悩む。サンウクへの聴取が続く中、事態の鍵を握るハギョンはジスクの元へ向かう。そして、サランを引き渡し、二度とサンウクの前に現れないことを条件に、彼を助けると伝えるのだった…。

ようやく不正疑惑が解け、サランとの家族三人の外出を楽しむサンウク。しかし、ハギョンの条件を受け入れたジスクの心は晴れない。その頃、カンソクは2人の将来のためにもエダと別れることを決意。エダを連れ戻すように伝えるため、セヨンの元へと向かう。

パク家では、ジスクがサランを置き去りにしたことに不信を抱きつつ、サランを暖かく迎え入れる。思惑通りに事態が進むハギョンは、サランを連れ、海外で暮らしたいと申し出る。カンソクはエダへ最後のプレゼントを渡し、喜ぶエダにカンソクは別れを切り出す。

ジスクはサランを失い、悲しみに暮れる日々を送っていた。サンウクは連絡の取れないジスクの行方を捜しつつ、一連の出来事をハギョンの策略ではないかと疑い始める。一方、父チョルゴンとの縁談に反対していたジュニョンは、ようやくアン執事との交際を認める。

酒に酔ったジスクは、サランを取り戻そうとパク家を訪れる。逆上するジスクをハギョンが諭し追い払う。そんな傷心のジスクをヨンジェは放っておけずに気遣う。アン執事はチョルゴンとの結婚がまとまり、セヨンへ報告しようとするがなかなか言えずにいた。

セヨンはアン執事の縁談に卒倒し、アンがソユンの姑として親族になることに腹を立てる。カンソクと別れたエダは、もう一度彼にボクシングをはじめて欲しいと思い、ジムのオーナーを説得に向かわせる。その頃、ジスクはサランのいない生活に慣れようとしていた。

アンを家族のように思っていたセヨンは、複雑な感情を抱きつつも2人で祝杯を酌み交わす。サンウクはジスクとのことで仕事が疎かになり、しばらくの海外赴任を言い渡される。そして、ジスクの居場所を知ったサンウクは真相を確かめに彼女に会いに行くのだが…。

アンとチョルゴンの結婚式の準備をする中、ソユンとジュンスはパク家で同居することを決める。一方、夫の海外赴任を聞いたハギョンは、SJ社の次期後継者の座を守るべく、自ら本社で働き始める。カンソクは新人王を目指し、ようやくボクシングの練習を再開する。

アンの結婚式会場でハギョンとサランの姿をみかけたジスクは思わず駆け寄ろうとするが、ヨンジェに止められる。無事に結婚式が済み、ソユン達は新婚旅行中のアンと共に休暇を楽しむことに。その頃、ジュンスの留守を利用してハギョンは彼の提案書を盗み見る。

ジュンスの企画に類似したサンウクの提案書が通り、ソユンはハギョンによる盗用だと腹を立てるが、同居生活を円満に暮らしたいジュンスはなだめる。一方、イ家ではアン中心の生活が始まり、自分の役割を終えたと感じたお婆ちゃんは家を出て行ってしまう。

SJ社では、ハギョンの盗用した提案書のおかげでサンウクは海外赴任を免れる。ハギョンはチーム長として配属されるが、自分の昇進を望むソユンは納得がいかない。ジスクが周囲で「SJ社の嫁」を名乗っていると知ったセヨンとハギョンは、ジスクを問い詰めに行く。

ハギョンはジュンスの担当するリゾート開発現場を視察に行くが、作業員の要求を黙殺したためにストライキが起こる。その頃、イ家ではお婆ちゃんが帰郷していないことが発覚。家族みんなでお婆ちゃんを呼び戻すため一芝居を打ち、いつもの賑やかさが戻る。

工事現場のストライキを治め、周囲から褒められたソユンだったが、パク会長には判断ミスだと指摘されて落ち込んでしまう。パク家では、チョルゴン夫妻を食事に招待することになり、これまで家政婦だったアンを客として迎えることにセヨンは気が進まない。

ハギョンはジスクの行動を制限するために、入院させようと企てる。ジュンスは、幼馴染みと2人きりで出張に行こうとするソユンに猛反対し、お互いこれまでの不満も重なり大喧嘩してしまう。エダはカンソクの新人王戦当日、彼の勝利と無事をただ祈っていた。

ジュンスの反対を押し切って出張へ向かうソユンだったが、考え直し、イ家を訪れる。エダは無事試合に勝ったカンソクに再会し、ファンでいることを伝える。ジスクが目障りで仕方のないハギョンはどうにか彼女を入院させようと、セヨンと引き合わせるのだが…。

ハギョンはジスクから暴力を振るわれたように見せかけるため、自分で傷を創り、居合わせたセヨンにジスクの仕業だと嘘をつく。その頃ジュンスは、日帰りで出張先に来たソユンと幼馴染のグンソクがふざけ合っているところを目撃し、さらに2人の仲は悪くなる。

ジュンスはソユンと仲直りできず怒って実家へ戻るが、イ家にはハギョンを恐れたジスクが身を寄せていた。翌日ソユンは謝りにイ家を訪れるが、ジスクからこれまでの全真相を告げられる。一方、かねてから意識し合っていたヨンジェとスンミの交際が始まる。

ハギョンは、ジスクがサランを連れ去るように企てるため、ジスクを呼び出す。何も知らないジスクは誰もいない隙に我が子を連れ出す。その頃、ソユンは母にジスクから聞いた真相を伝えていた。エダは母の望み通りNS社の御曹司との婚約を決めるが…。

サンウクの提案書がジュンスの企画の盗用であることを示すメールがパク会長に届き、会長夫妻もハギョンを疑い始める。イ家では、会長夫妻を食事に招待しようと準備をする中、スンミがジュンギの子供を妊娠していることが発覚し、チョルゴンは大激怒する。

SJ社のリゾート施設が完工し、お互いの本音を聞いたジュンスとソユンはようやく仲直りする。サランの居場所を知ったセヨンはジスクに謝るために会いに行き、大切にしていた指輪を渡す。カンソクのチャンピオン戦の当日、彼の身を案じたエダは会場へと向かう。

周囲から自分が疑われていることを感じたハギョンだが、パク会長が引退を考えていることを聞き、サンウクを後継者にさせるためにまたも策略をめぐらす。病院へ担ぎ込まれたカンソクだが意識は戻らない。エダはセヨンの反対もきかずに彼のそばで付き添うが…。

ハギョンはサンウクが後継者として優位になるように、HK社に裏取引を持ちかける。ソユンはハギョンが企画を盗用した証拠を掴み、問い詰める。一方、結婚式を断りその費用を貯金していたスンミは、内緒でジュンギのCDを作り結納品としてプレゼントする。

パク会長の引退とHK社への株取引で揺れるSJ社では、ハギョンの企てによりサンウクが後継者となることが決定するが、サンウクは全てがハギョンの仕業だと知り、思い悩む。その頃、ジスクは一人で新たな人生をやり直そうと、ヨンジェに別れを告げに行く。

ハギョンのこれまでの策略が会長夫妻にも知られ、全ては自分の責任だと感じたサンウクは辞職を申し出る。ハギョンはサンウクとの別れを決心し、サランをジスクの元へ引き渡す。後継者として残ったソユンとジュンスだが、パク会長にある提案をするのだった…。