吸収合併された銀行のエリートサラリーマンが、左遷、早期退職を経て、経営危機にある大手飲食チェーンの社長に就任し、ピンチに次ぐピンチを必死に乗り切りながら、会社を建て直す話。
なかなか良いストーリーで、池井戸潤系のお仕事ドラマがお好きな方なら楽しめそうです。
いくつか疑問点はあるものの、話にはリアリティがあり、飲食チェーン経営の裏側が描かれてて勉強になりました。最後までかなりドロドロな展開ですが、雰囲気が軽快で見やすかったです。家族愛や友情、飲食業にかける社員の熱い思いなども描かれていて、最後はちょっときれい過ぎるけどジーンときます。やはり仕事は誠実さと諦めない姿勢が大事だと思いました。
そしてキャストがみんな良かった。主演の仲村トオルは良い味出してました。ハセキョーいつまでもかわいい!水野美紀は大人の女になったなぁ。
それにしても銀行出身の作家はなぜみんな銀行員をこんなに嫌な感じに描くんだろ 苦笑。