このレビューはネタバレを含みます
全編通して「親と子」がテーマだったのかな
安達さんの「母親なのに~」「母親なら~」がまさに、母親という立場の人間に対する世間の目、って感じでちょっと辛かったです
でも小野ゆり子さん同世代なので、自分もこのドラマの頃は同じようなこと思ってました
実際なってみないとわからない事がたくさんありました
10年前のドラマだけど、毒親、無敵の人など、今では言語化されているような社会現象もしっかり取り上げられていて、攻めた内容でした
人と対話するのに、被害者/加害者など、その人の立場でしか見ていない=何も見えていないというのが深く刺さりました
夏目さん、43歳の新人ということで警察内で浮いた存在になり敵対する人とか出てくるかと思いきや、捜査班のみなさん皆いい人でよかった…
えみちゃん襲った犯人を最終的にながみねさんが逮捕しに行くのもよかった、彼自身もずっと苦しんできたのでしょうね
えみちゃんも目を覚ますかもしれないというところで希望があり、よかったです
あと脇を固める皆様やゲストが豪華でした
奥さんは吉田羊さん、娘のえみちゃんは山田杏奈さん
ゲストも野村周平さん、浅香航大さん、窪田正孝さんなど今をときめく皆さんが揃い踏み
特に、仲野太賀さんや松岡茉優さんが印象的でした さすがだった