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花より男子のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

花より男子(2005年製作のドラマ)
4.6
セレブなお嬢様お坊ちゃまのための有名校に通う雑草娘と大金持ちの御曹司4人が繰り広げる、愛と友情の学園ドラマ。お金持ちしか通えない超がつくほどの名門私立高校・英徳学園に親の見栄で通っている牧野つくし(井上真央)は、学校の雰囲気になじめずに自分を押し殺して学園生活を送っていた。学内では容姿端麗にして桁違いの大金持ちの御曹司である道明寺司(松本潤)、花沢類(小栗旬)、西門総二郎(松田翔太)、美作あきら(阿部力)の4人組、F4が幅を利かせていて、誰も逆らうことができない。ある日、司に因縁をつけられた転校生の桜子(佐藤めぐみ)をかばったことをきっかけに、いじめのターゲットになってしまったつくしはついに怒り爆発。司に対して宣戦布告するのだったが、司は初めて自分に立ち向かえるつくしに惚れ込み毎日のようにモーションを掛ける。昔から司に片思いしている桜子は、自分を助けてくれたつくしに卑劣な罠を仕掛ける。一度はつくしのことを誤解して冷たく突き放す司だが、つくしの親友や総二郎たちの奮闘で誤解が溶けて、つくしと司は少しずつ心を通わせていく。しかしこれは、二人が乗り越えていく波乱万丈の始まりに過ぎなかった。
同名漫画のドラマ版第1作。
庶民代表で逆境に負けず真っ直ぐなつくしは井上真央のはまり役になるくらいぴったり。俺様なツンデレの道明寺司と優しい王子様の花沢類の間で揺れ動くつくしの恋愛模様には、毎回やきもきしたりキュンキュンさせられた。俺様だけど不器用につくしに真っ直ぐ向き合う司が、つくしとの交流の中で成長していく変化も丁寧に演じた松本潤、優しい王子様だけど不器用な恋心を隠している花沢類を演じた小栗旬、飄々としているけど腕っぷしが強い総二郎を演じた松田翔太、彼らがブレイクするきっかけになったのも納得のはまり役でかっこよさ。
最終回でのつくしと司の告白シーンは、ステキだった。
大塚愛の挿入歌も、印象的。
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