〝ミザリーの旅”
スティーヴン・キング×J・J・エイブラムスが仕掛ける濃密なダーク・ミステリー第2弾。
スティーヴン・キングが描く
キャッスルロック
呪 わ れ た 町
を訪れる秘密を抱えた女とこの町に蔓延る不可解な事件。
今回は『ミザリー』で強烈なキャラクターを印象付けた“アニー”に注目してレビューを記してみました❗️
〝ミザリーの旅”と題したアニーの半生を描いた要素も加わる今作。
”アニーという人格”がどうやって形成されたのか?アニーの過去が明かされるターニングポイントとなる〝5話”
・アニーの人格形成
・両親の歪んだ愛がもたらした極端な固定観念
・ティーンエイジャーのアニー
・サイコパスにも純粋無垢な時期があった!?
・アニーが小説を好む理由
こういった項目に注目して鑑賞するとさらにアニーというキャラクターに魅了されます。
そして、『ミザリー』で恐怖を与える側がこのドラマでは恐怖を感じる側に追い込まれる面白さ。
悪役は物語の主人公と一緒で最後まで死なないという設定上のもとまさにチート能力。
〝悪には悪をぶつける”
毒を以て毒を制すじゃないですが、
悪vs悪の構造は言わずもがな少年心をくすぐられました。
物語として面白くなっていくのは
7.8.9.10話
10話(最):
スケッチブックの絵を見て
ヒステリックを起こしたアニーの取った行動が物語をハッピーエンドに向かわせるのか?はたまた…
そして、『ミザリー』への伏線もしっかりと張っていきます。
10話(最)を見終わった感想としては……
アニーのヒステリックさを上手く利用してそういう展開に持っていくのかという(笑)
物語のハッピーエンドに向かわせるとおもいきや!?
一瞬にして消え去る超ド級の衝撃でした。
次回もまたキングの世界でお会いしましょう。
※ 録画していたのを鑑賞。(WOWOWプライム)