ネトフリに出てきたので懐かしくなり、本家HBOで見る。2回目かな。
でもラミ・マレックが出てたのは全く覚えてなかった。本作ではギラギラしたキャラが合ってて良かったんだが、この人、「アムステルダム」とかで普通の人の役やるとてんでダメな気がする。
この10年前に作られた、陸軍のWWIIヨーロッパ戦線での活躍を描いたミニシリーズ、「バンドオブブラザーズ」(BoB)の姉妹編で、こっちは太平洋での海兵隊の話。
今回もめちゃくちゃ金かかってます。グロ度は5割増し。
アメリカ人善人ぶり、が鼻につく場面もあったが、基本、日本人は個として出てこず、降参もせずひたすら突撃してくる、時には民間人を盾にさえするアメリカ軍には理解不能な集団になっている。
当時としては、そういう概念だったろうなあ。
ヨーロッパ戦線だと、敵の見た目は自分たちと同じ、なんなら1世代、2世代上れば自分の親戚が敵である可能性も。
そういう近い感じの敵とは違い、見たことのないアジア人と戦うのって不気味だったろうなあと思う。
それにしても、アメリカ軍の物資の豊かさよ！水がなくてヘトヘト、なシーンは出てくるが、銃弾は豊富、本部(？)に戻るとこざっぱりしたTシャツに着替えられるし、後方にはちゃんと病院船がある。
1944年、1945年の日本軍の装備や食事とは雲泥の差だったろうなあ。補給路確保、これ大事。
BoBではタイトル通り、部隊の中でのブラザーフッドがメインだったが、こちらは個人が戦争を通してどう変化したかというのがメイン。私としては、ウィンタース少佐が理想的過ぎる！とは思うものの、バディ度が高く、かつ作戦がバラエティに富んでいたBoBのが好みかなぁ。
空軍をメインとした姉妹編、「Masters of Air」があるらしいが、放映が2023→2024に伸びたような伸びてないような、要するにあやふやな感じで控えているらしい。BoB、超えるだろうか。
