昭和30年と平成30年、70年以上の時を超えて原爆の記憶がひと組の家族を結びつける———「この世界の片隅に」原作者の同名マンガをNHK広島がドラマ化。
呪いのように続く原爆症を取り扱った話で、憎むべき相手がわからずに自分たちを責めてる姿が印象的。
こんな加害者のような気持ちをずっと持たしてしまうのが「戦争はだめだなあ」「原爆使用はだめだなあ」と心に切々と訴えかけてきます。
あとは、幻想や記憶として現れる被爆者の姿を絵画で表現してたのがとてもよかった。
人間に特殊メイクじゃ、あのおどろおどろしさや凄みは出ないもの。
原作や映画版との変更点で、主人公の子供時代省いたり現在の年齢を変更してるのがオリジナリティあってよかったです。