このレビューはネタバレを含みます
シーズン5は3に続いて俳優陣が一新され、主要登場人物のミスキャストぶりに拍車がかかってしまった感。エリザベスはまたも下品なオバさん顔(この年代のエリザベスはやっぱりヘレン・ミレンにやってほしかった)だし、フィリップも剛健さが感じられない貧相なオッサンに。ダイアナは素振りとかは似てて演技は良いけどデカすぎ(実物は178センチ、この人は191センチらしい)。チャールズはかっこよすぎ。ブレアはひどすぎ。似てたのはメジャー首相と子供たちくらいかな。
この時代はリアルタイムで報道の記憶があるので、特にダイアナの恋人たちはこういう人たちだったんだ、というのが分かって興味深かったです。特に事故で一緒に死んじゃった人(このシーズンではまだ死ぬ前ですが)は、ハロッズを買収したエジプトの富豪の子供だったんだ!とか、あの「炎のランナー」のプロデューサーだったんだ!とか、知らなかったことが山盛りでした。お医者さんもこういう素敵な人だったのね。
あと例のインチキしてダイアナにインタビューしたBBC記者のくだりも、こんな感じだったんだと勉強になりました。インチキが発覚した数年前、英国では大ニュースになってたけ。
あと今シーズンはチャールズが実はなかなか立派なヤツという描写が多く、へぇと少し見直したけど、これって国王になっちゃったから気を遣ったのかな(制作はその前だろうからそんなことはないと思うけど、エリザベス死去で撮影が一時休止されたらしいから、まさか?笑)。
次はいよいよダイアナの死でしょうか。それまでハリー&メーガンでも観てます。