アンという名の少女 シーズン1の4の情報・感想・評価

エピソード04
宝物は私の中に
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シネマ

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アン登校拒否。 嘘をついた事で牧師を呼び相談するが、牧師の結婚するまで家事を教え込み良き妻にするために学校に行く必要はないという言葉にマリラ衝撃を受ける。 ルビーの家が火事に。アンの機転が功を奏す。 ルビーがアンの家に避難。それがきっかけで仲良くなり登校。 イマジナリーフレンドと話すアンの様子に病的なモノを感じたけど、大丈夫だよね?
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ゆず塩

ゆず塩

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【第四話:宝物は私の中に】(不登校になったアンと、それをどうにかしようとするマリラ。ルビーの家が火事になったことをキッカケに、アンはルビーと仲直りするキッカケを手に入れ学校に通い始める) あらすじ: アンが不登校になってしまう。マリラは、アンが不注意でパイを焦がしてしまったことをキッカケに強制的にアンを登校させる。しかし、アンは登校したフリをしていただけだった。それは、ダイアナとルビーが家に教科書を届けに来て判明する。マリラは、牧師を呼んで相談。牧師は、「女性は良き妻になればいい。学校に行く必要はない」と言う。その言葉に思うことがあるマリラ。不登校が続くアン。 ある夜、ルビーの家が火事で燃える。アンは孤児院で得た知識を使い、火事を最小限におさえる。家を修理する間ルビーがアンの所へ泊まりに来る。 アンは、ルビーにギルバートと上手くやれるようアドバイスをしたり手助けしてルビーと仲直りをする。マリラはアンに、牧師の話は時代遅れだと助言する。 アンは、ルビーとの仲直りをキッカケに学校へ通いだす。 【感想】 ・マリラがアンを学校に行かせようとして、アンの気持ちをあまり考えられないのがちょっと悲しい。アンは、行きたくないし、学校でイジメにもあってるのだから、「わかってやれよ」って思ってしまう。アニメだと強制しないのに。……物語としては、このドラマの展開の方が面白いと思うのだけども、マリラのキャラクターが曲げられているようにもちょっと感じる。ドラマのマリラは、親として成長途中なんだろうな。あと今ほど情報が簡単に手に入らないから、よりアンを学校に行かせようとしてしまうんじゃないかな、って思ったり。 ・アンの想像力は辛い世界から逃げるための手段で原作やアニメでもそれは同様なんだろうけど……。ドラマのアンはグリーンゲイブルズでも辛い目にあってて、見てて心が疲れてしまう。 ・どうやってアンが学校に行くようになるのかと思ったら、こういう流れかと驚いた。アニメだと、ダイアナと会えなくなったことがキッカケの一つだった。ドラマは、ルビーと仲直りしたため。これは状況が好転したのがよく分かっていいですよね。ルビーとの友情もしっかり作れて、アニメよりルビーのキャラが見えていい。 ・ダイアナとの親友感もドラマの方がわかりやすい。ダイアナは、最初から1人アンの味方ですから。アニメだと、みんなが言ってるだけな印象だったんだ。 ・牧師さんに言われた言葉でマリラが自分について考えるのが、完全にドラマオリジナルですよね。フェミニズムというか、女性の自立というか。ドラマ放映時の2017年時点だと「子育ては女性の役割」的な考えは変わり始めていたからこうした表現なんだろうけど。昔の考えを押し付けられてきて生活して、今生きている人はどういう気持ちでこうした言葉を聞くのだろう。時間は取り戻せないし……。未来は変えよう、と考えられると良いのですが。マリラが古い考えをどう考え思ってきたのか開示されていないから、牧師の言葉をどう受け取ったのかちょっと掴みづらい。『マリラの人生もアンが来たことで変化する』といいけど。……マリラは牧師の言葉から、侮辱されたと感じてるのかなぁ? ・アンの活躍シーン、気持ちいい!火事の中に飛び込んで対処することとか。ビリーに言い返すところとか。自分が見たいアンの姿はこれなんだよね!ビリーに負けるな、もっとやれ!
のぞみ

のぞみ

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学校を休むアンを見守るマシューとどうしましょうと悩むマリラ、対照的さが教育にいい場合もあれば、争いの元になることも。 「コーデリア韻を踏めない名前。でも恥じないで。変わっていてもいいの」 「正当な評価を与えるのは大事。無視や冷遇を経験するのは心がつらいもの。自分がちっぽけで惨めに思えて、絶望し自信を失ってしまう。立ち直るのは難しい」 アンは慰める術をいくつも持ち合わせている。自分というものをちゃんと守れる子なのは知っているけれど、いつもの想像力とはちがった想像力で自分を守ろうとするアンから孤児院時代の苦しさを感じ取れる。 病んで虚ろ目で現状をみないようにしている姿をどしんと見守れる質ではないマリラは、レイチェルに助言を求める。 こうやって母親として成長していくんだなって、いいなぁ。 辛抱して待つことよ、アンは賢い子だから時期に飽きて学校へ行きたがると言われてもおなじ家にいれば、どうしても気になってしまうもの。 嘘をついて謝ることはなく、自分の主張ばかりする姿はこどもらしい。 牧師さんの言った学ぶよりよき妻にがよくわからないとアンが言い、マリラも同意していたのは意外。 アンと出会い、これまでの生き方からマリラも変化しているのだろう。 「時代遅れよ。あなたは自分で決めなさい、何をして何になるのか、そして前進するの、可能性を狭めないで、あなたは道を選べる」 火事という災難がきっかけでアンのよさに気づいてくれたルビー、学校へもどると言ってくれてよかった。ひと安心。
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ERI

ERI

とっても良い回だった。街の人たちから誤解をされていたアンがあることがきっかけで、孤児院で見聞きしたことを勇気を持って行動した結果、みんなからの偏見を覆すことになった。 牧師さんが言った「女は学ばなくていい。家事を覚えて良き妻になれば」という言葉がなんだか引っかかるアンとマリラ。 いろんなことが重なって学ぶという選択肢を勇気を持って選択していく二人にとても胸がワクワクした。 何をやるかを自分で選びなさいという二人の夜の内緒話はとてもいい。
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kon

kon

人生で経験した事何かしらはどこかで役に立つ 今回はそんな事がわかるエピソード
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