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PAN AM/パンナムのsonozyのレビュー・感想・評価

PAN AM/パンナム(2011年製作のドラマ)
3.0
2011年の米TVドラマシリーズ。
1963年のPAN AM(パンアメリカン航空)のCAとパイロットの物語。全14話。

以前、途中まで見ていた気がしますが、やっと全話を。
CA及びパイロットの恋バナに、CIAスパイ活動が絡む展開で、ストーリーや演出的には今ひとつ。シーズン1で打ち切られたというのもなるほどな感じ。

1927年設立で1991年に会社破産となったPAN AMの華やかし時代。あのPAN AMのロゴと世界観、オリジナル制服やコルセットまで忠実に再現したという制服でキメたスッチー(死語)の皆さんを愛でるシリーズでした。
特に本作が注目のきっかけとなったマーゴット・ロビーの魅力が炸裂してます。
個人的にはコレット役のカリーヌ・ヴァナッスの優しい微笑みにやられました。

余談ですが、ホノルルにある「PAN AM」ビル、ドン・キホーテUSが買収してたんですね。

〈主な登場人物メモ〉

4人のCA
●マギー(クリスティーナ・リッチ): 目指すものは何としても手に入れたいエキセントリックなキャラ。ケネディ大統領の大ファン。
●ローラ(マーゴット・ロビー): 母の決めた相手との結婚式当日、姉ケイトと逃亡し、二人でPAN AMのCAに。LIFEの表紙になるなど美貌が注目を集める。ヴァージンだったが徐々に変身。
●ケイト(ケリ・ガーナー): ブジジットの後継者としてCIAのスパイにスカウトされ、CAをしながらスパイ活動を続ける。
●コレット(カリーヌ・ヴァナッス): 優しい性格&笑顔だが、ナチス迫害で両親を失いドイツへの恨みは消えていない。ブリジットを失ったディーンと恋仲に。

消えたCA
●ブリジット(アナベル・ウォーリス): CAを突然辞職し恋人ディーンに告げず消息を断つ。CIAスパイ活動で危険を避けるため別人となり隠れていた。

パイロット関連
●ディーン(マイク・ヴォーゲル): 若くして機長に。婚約手前のブリジットが消息を絶ち、コレットとの愛を育む。
●テッド(マイケル・モーズリー): 親のコネがあるものの機長になれず、友人ディーンの隣で悶々。アマンダとの婚約を決めるがローラへの想いが捨てきれない。
●アマンダ(アシュリー・グリーン): 母同士の紹介で幼馴染テッドと再開し婚約するが、実はレズビアンだった。

スパイ関連
●リチャード(ジェレミー・デヴィッドソン): CIAの司令をケイトに伝える連絡係。
●ロジャー(デヴィッド・ハーバー): MI6のエージェント。もう1人のケイトの連絡係。
●ニコ(ゴラン・ヴィシュニック): ユーゴスラビアの国連代表。ケイトが諜報目的で近付くが愛し合うようになる。
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