このレビューはネタバレを含みます
三浦春馬さんの演技力の高さ、
圧倒されました
東大受験への遅刻を誤魔化すための爆破予告から、罪の意識や過去の傷に呑まれて心を蝕まれていくさま、引き込まれました
表情も佇まいも何もかも、別人のように変わっていくのは観ているだけでつらかったです
田中は初めから存在しなくて妄想なのかと思ってて、
理佳子ちゃんが会いに行った時も、そこには圭介本人がいたんだと思っていました
そしたら最初の1回だけ本物だったんですね
城田優さん、不気味でおぞましくて憎々しいと感じさせられるほどの演技もさすがでした
お母さん=栗山さんは声でわかりました
母に愛されなかった描写があまりにも悲しすぎて…お父さんが愛情を注いでくれているとわかってたからこそ、期待に応えたかったのでしょう
プロジェクションマッピングの演出が美しく、春馬さんのお芝居と相まって非常に効果的でした