私の期待を超えに超えてきた本作。
この作品を観るためにネトフリに加入したと言っても過言ではないぐらい楽しみにしていました。
70話という長編ながらも一切の無駄がないストーリー展開は圧巻の一言。さらに、役者陣の演技がそれぞれの役の魅力を最大限に引き出しこの物語を彩っていました。そしてなにより、チェン・クン演じる寧弈が醸し出す妖艶な雰囲気とニー・ニー演じる鳳知微が織りなす優艶な言葉に最後まで心が離れませんでした。
你哭起来
不好看
泣き顔はー
似合わない
(ep.7)
为什么你每次哭起来是更好看呢
更好看呢?
君は なぜか
泣くほど美しくなる
(ep.54)
共に過ごす時間が戸惑いと不器用さを愛に変える。でも変わらないものもあって流れている音楽はあの時のまま。この世界観には必ず哀愁が付き纏い切なく息ができないほど苦しくなる。しかし、それがあるからこそ奥深い仕上がりにもなっていく。一人ひとりの関係が上品に繊細に描かれていました。寧弈と鳳知微はもちろん、南衣や辛子硯、寧澄たちとのこれからの綻びを隠しながらも感じさせながらも笑い合う姿がなんとも言えず好きでした。この幸せが永遠に続けばいい。
不论你我
以何面目示人
在我心里
你始终还是那个小裁缝
不管人本王以何面示人
你在我心里
都是那个笨丫头
私たちが
いかなる立場でもー
私の心の中で
あなたは裁縫師のままよ
私がいかなる立場でもー
君は あの頃の小娘のままだ
二人の想いがそのままでありますように。
⋆⸜ ネタバレ ⸝⋆
ラストは予想通りでした。覚悟していたのに大きな衝撃を受けたのはそれまでに募らせた彼らへの想いが溢れたからなのだろうか。笛の音と知微の微笑みに対する雪景色と寧弈の涙が余韻をつくる完璧な終わりでした。南衣も途中で退場すると思っていましたが最後までいてくれたことに感謝します。あなたが一番の推しです。
你在哪儿
我在哪儿
我就在这里等你
私たちはどこまでも一緒だ
私は ここにいる
ただ、あのあとは鳳知微のあとを追ったのかな… 悲しいけれど知微のいるところがあなたの家だものね。
そして、最後に欲を述べるのなら、私は韶寧公主を殺めた寧斉を絶対に許さないし、韶寧公主を殺した罪を寧世征の前で暴き、寧斉の目の前で王氏を殺してほしかったです。あとね、鳳知微の兄似てなさすぎだよ!笑
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