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東京二十三区女のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

東京二十三区女(2019年製作のドラマ)
4.0
東京都内の恐ろしい物語が隠されたスポットを巡る、フリーライターの原田璃々子(島崎遥香)と、元民俗学講師の島野仁(岡山天音)。
二人は数々の二十三区の怪異に遭遇する。
(第1話)失踪した母を求めて、渋谷区の暗渠に迷い込んだOL(倉科カナ)。
(第2話)江東区の〝夢の島〟に怨念を隠す愛人の女(安達祐実)。
(第3話)老いらくの恋と〝池袋の女(桜庭ななみ)〟の謎。
(第4話)港区を走る深夜のタクシーで、怪異に遭遇する女社長(壇密)の秘密。
(第5話)板橋区の〝縁切榎〟に運命を翻弄される医師の妻(中山美穂)。
(第6話)品川区の事件現場を巡る女(島崎遥香)と鈴ヶ森刑場の怪。
「放送禁止」の長江俊和の演出脚本だけに、「川をコンクリートに封じ込めた暗渠のように記憶に封印した母が起こした事件の真相」「池袋の女」「鈴ヶ森刑場跡に残る呪い」など、その土地にまつわる呪いと都市伝説と人間の怨みや欲望が絡み合った忌まわしいイヤな感じのドラマが毎回楽しめたが、島崎遥香演じる記者の目的の顛末に決着がつけられていないのでスッキリしない終わり方のホラーサスペンスドラマ。
壇蜜と倉科カナがゲストの回が、怖かった。
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