Netflixオリジナルシリーズ。
この映画は業界初の『インタラクティブ型映画』という形式をとっており、その斬新な作りが評価され、エミー賞も受賞している。
インタラクティブとは、昔良くあった子供向けの『ゲームブック』やスーファミの『かまいたちの夜』のようなものである。途中に出てくる選択肢を選ぶことでストーリーが変化し、うまく選択することで真エンディングにたどり着けば終了。
良い点・不満点合わせて3.5点ぐらいかなぁという感じ。
良い点は本当に作りが良くできている。
今まで本やゲームでは散々あったこの仕組みをよく実写映画で実現できたな、と。
選択肢を選ぶのがスマホやテレビで見る配信映画ならでは。今の時代だからこそできるのだな、と感心した。
選択肢を選ぶ際もその前後もロード時間で待たされることなく、間違えた時の修正もスムーズに進むのでストレスがない。
面白いのが選択をし続けていると映画内の登場人物も『自分が選択されていること』に気づき始めるところ。
不満なのが真エンディングが『真』と気づきづらい。一応エンドクレジットがちゃんと出るのだが、本当のエンディングにたどり着いた感がなく、その後も色々試すのだがそれらしいエンディングがない。
ネットで調べて『あー、あれが本当のエンディングだったのか』と気づくぐらい。もう少し真エンディングは鮮やかなほうが良いと思うけどね。
でもこれが初の試みにしてはよくできている。また別のストーリーも作って欲しい。
ラブストーリーなんかぴったりだと思う。
