黄推しバナナ

ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~の黄推しバナナのレビュー・感想・評価

4.0
⚠そのシーズン分けで「スコア5.0〜1.0」の得点を付けていきます。

スコア5.0→全話鑑賞=絶賛オススメ!
スコア4.0→全話鑑賞=普通オススメ!
スコア3.0→全話鑑賞=少しオススメ!
スコア2.0→途中リタイア!
スコア1.0→1話リタイア!

映画のスコア付けとは少し違います。
ご了承下さい。

【2019年4月期ドラマ】

原作 :
横幕智裕
モリタイシ
脚本 :
大北はるか
演出 :
鈴木雅之
出演者 :
窪田正孝
本田翼
広瀬アリス
浜野謙太
丸山智己
矢野聖人
浅見姫香
山口紗弥加
遠藤憲一
鈴木伸之

原作は未読
今までに漫画・映画の作品化されなかった「診療放射線技師」「放射線科医」の活躍を描いていて、いわゆる医療作品で目立たない分野に着目した点は斬新だった。

2019年になって鈴木 雅之は「ショムニ」「HERO」のプロットを継承できる作品を見つけ出したか🤔

ショムニ(1998年)

HERO(2001年)

鈴木 雅之“演出”作品
※他にも多数ありますが、今作に対して色濃いのが上記の作品。

😆横一列にキャストが並んで歩きがち

😆多人数を狭いスペースの事務所に押し込めがち

😆みんな並んで出勤

😆主人公とごちゃごちゃした仲間たち

😆愚痴が多い仲間たち

😆主人公が異端児です

😆嫌々ながらもみんなで解決します

😆気が強いヒロインがいます

😆使えない新人がいます

😆頑固なやつがいます

😆やる気のないやつがいます

😆少しずつ台詞の言い回し

😆固まっていた仲間たちが一斉にバラける

😆解決時皆のドヤ顔アップになります

😆センスの良いBGM記憶に残ります


これが成功の鈴木 雅之プロットです。
今作の「ラジエーションハウス」にも適用されていて快適に見れますし最後にホロッと感動します。
原作も同じような形で展開されていたのかは、当時の元職場のレンタルコミックが無かったため確認できず。

話の展開は他の医療作品と同じで、
病人発生

原因不明

周りの医師は諦めがち

熱意のある主人公

周りの仲間もほだされて手を貸す

原因解明

解決のパターン。

今作の面白いポイントは2点☝️

①五十嵐唯織(窪田正孝)のぐうの音も出ないほど高い能力値。

小さい頃の“甘春杏”との約束を大切にして診療放射線技師に。天才的な読影技術センスを持ち、読影から病原を見つけ出す能力が非常に高い。
裏の顔は医師免許を取得しているオールラウンダー(AtoZ)ってヤツ。診療放射線技師の"医師”への劣等感が高いので“秘密”にしている。

「秘密」にしている。ここがエモい😆

②甘春杏(本田翼)の記憶障害。
五十嵐唯織とは幼馴染で五十嵐唯織が引っ越しで旅立った直後、不慮の事故で兄を亡くし一部記憶喪失に…
五十嵐唯織の事も“交わした約束”も覚えていない。しかも大人になってから甘春総合病院で再開するも、不可抗力で五十嵐唯織が抱きついてきたたり、お尻を鷲掴みにされたりして険悪の仲に…五十嵐唯織の献身的フォローの甲斐あって少しずつ信頼を勝ち取ると同時に記憶も蘇る。

「少しずつ信頼を勝ち取る」
「少しずつ記憶も蘇る」ここがエモい😆


余談ですが、

主題歌 :
「Remember Me」
MAN WITH A MISSION

がドラマを盛り上げてくれるポイントになっていて良い曲に仕上がっている。(当時リピートしてよく聞いていた)

しかも原作漫画に「FLY AGAIN」の曲が出て来ているとの事。

粋な計らいに感謝したい😆
黄推しバナナ

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