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トワイライト・ゾーン シーズン1
シーズン1
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目次

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『トワイライト・ゾーン シーズン1』のエピソード情報

コメディアン

三万フィートの戦慄

巻き戻し

旅行者

神童

火星への旅

男の中には…

起源

ブルー・スコーピオン

影男

『トワイライト・ゾーン シーズン1』に投稿された感想・評価

GreenT

GreenTの感想・評価

4.0
『ゲットアウト』『アス』のジョーダン・ピールがエグゼクティヴ・プロデューサー、構想、ナレーター、ホストを務める2019年版の『トワイライト・ゾーン』は、ジョーダン・ピールの覚悟がうかがわれる『ザ・コメディアン』というエピソードで幕を開けます。

コメディで世の中を良くしたいと、時事問題や社会問題を語るコメディアンが全くお客さんに受け入れられず、自分の身内ネタをやることで成功するが、そうすると身内の信頼を失い、成功は手に入っても私生活はめちゃくちゃになる。有名になって、世の中の悪人をおちょくって笑うことで抹殺することができるが、自分の力を過信したコメディアンは、私利のためにそれをやって、大切な人の人生をめちゃめちゃにしてしまう、という「コメディアンの憂いと苦悩」そして「ジョーダン・ピールのコメディアンとしての決意」が見て取れます。

2話目はPTSDを患った事件記者のスリラーなのですが、イマイチ「?」って感じだったけど、これはオリジナルのトワイライト・ゾーンのエピソードへのオマージュらしいです。あ、第一話の最後『シャイニング』のオマージュが出てきます。ジョーダン・ピールってよっぽど『シャイニング』好きなのね。

第三話目は、これぞジョーダン・ピールの本領発揮、「ブラック・ライブス・マター」に関するお話。過去に巻き戻せるビデオ・レコーダーを持つ黒人の母親が、、息子が白人警官に射殺されるシーンを何度も何度も巻き戻すのだけど、そのたびに違うシナリオで白人警官が出てくるという、「黒人の白人警官に対する恐怖」をトワイライト・ゾーン節で語っています。

第四話目は、私の一番のお気に入りで、アラスカの僻地の村の小さな警察署が舞台です。白人の警察署長は、クリスマス・イブに署でパーティを開きご満悦なんだけど、巡査部長のユカは、原住民、エスキモーのイヌイットの人で、クリスマスは好きではない。

これが、私が『レヴェナント:蘇えりし者』で言及した、「ホワイトウォッシュされていないマイノリティの本音」だと思いました。「どうした、浮かない顔して。クリスマス・スピリットはどこへ行った?」みたいにクリスマスを楽しむことを強要する白人。こういう雰囲気は、アメリカどこへ行ってもあるハズ。最後に、地球は宇宙人に侵略されるんだけど、「白人に支配されるくらいなら、宇宙人の方がいいかも」と全く気にしないイヌイットのお兄さんがまさに「トワイライト・ゾーン」!

配役されている人達も、黒人だけでなく、本当に多様性がある。第一話のコメディアンを演じるのがクメール・ナンジアーニ、第四話の謎のトラベラーがスティーブン・ユアン、イヌイットの巡査部長役のMarika Shila という人は知らないんだけど、とてもいい演技をしていた。

もちろん、黒人のキャストも充実しているんだけど、残念ながらトレイシー・モーガン以外、ほとんど知らなかった。白人のキャストもインディー系ではお馴染みのアダム・スコットなど、普段無視されがちな役者さんたちがすごい好演している。

スクリーン・プレイも映画並みの絵や、小物にも一つ一つ意味がある作り込んである感じ、あと「構図」を大事にする見せ方など、結構頑張っている。

ストーリーは、もうちょっと短くてもいいかな?とは思った。トワイライトゾーンって、ショート・ショート的にパパっと終わった方が面白いと思う。『アス』もそうだけど、ジョーダン・ピール色々詰め込み過ぎなところは否めないし、あと、エンディングの捻りがちょっとシャマラン化しているかも(笑)。

だけど、先にも言及した「ホワイトウォッシュされていない、マイノリティの本音」を描くのは、この人の右に出る者はいないのでは?とさえ思う。「現代のアメリカ」の人種間の温度差を知るのには必見なのでは。

シーズン1は10話あり、この後もジョン・チョウ、クリス・オダウト、ザジー・ビーツなど、期待しているのになかなか表に出てこない役者も出てくるし、セス・ローゲンも名前を連ねているので、続き見るのが楽しみ!

昨日は5話から8話を見ましたが、最初の4話よりさらに面白かった!

第5話は、ジョン・チョウが大統領選挙のキャンペーン・マネージャーを演じているのですが、演技もいいし、スーツ姿も様になっている。11歳の男の子が大統領になってしまうのですが、これってブッシュとかトランプのパロディだと思うし、そういう人を平気で大統領に選んでしまうことのへの警告だと思う。

第6話は、月に行く宇宙飛行士たちの話なのですが、まさに打ち上げの時に、核戦争が起こり、地球は滅び、自分たちは月に向かうという設定。キャストもいいんだけど、この回は、宇宙船の内装の美術が素晴らしい。

第7話は、Toxic Masculinity(有害な男らしさ)を風刺している話。落下した隕石に触れた男たちは、どんどん暴力的になっていくんだけど、女性に対する支配的な態度や、「女が誘ったんだ」的なレイピスト的態度とか、あるあるな設定で、「俺はこんな男じゃない」と思っている男性に考えさせるような内容。

第8話はズバリ違法移民に関する話で、良く良く考えたら白人富裕層だって元は移民なのに・・・・って思わされる内容です。

すごい濃密で、セリフ一つ一つじっくり考えてみたくなる、見入ってしまう内容なので、ふわ~っと観るタイプの人や、「ながら見」するタイプの人には「なにこれ?」って感じで逆につまらないかも。

あ、あと、ジョーダン・ピールがホストとして出てくるんだけど、「・・・これがトワイライト・ゾーンです・・・」って言って必ず眉をピンってあげるところが、なんか真面目にやっているのにちょっと笑えて面白い。

最後の2話と、ブルーレイのスペシャル・フィーチャーが楽しみです!
tetsu

tetsuの感想・評価

5.0
amazon primeで配信されていたため、鑑賞。


[概要]

1959年に放送され、世界各国で人気を博したオムニバスドラマシリーズ『トワイライト・ゾーン』(日本版タイトル:『未知の世界』、『ミステリー・ゾーン』)の3度目のリブート版。『ゲットアウト』、『アス』の監督として、一躍有名になったジョーダン・ピールさんが製作総指揮&ストーリーテラー(日本でいうと『世にも奇妙な物語』のタモリさん)を務めている。


[感想]

知られざる名作ドラマシリーズだと思う。

兄弟そろってオムニバス作品が好きで、『世にも奇妙な物語』に始まり、星新一さんの短編小説、近年は『ブラックミラー』や『ナイトビジョン』といった海外ドラマにハマっていたというのもあって、予告編が公開された時から、かなり、注目はしていたけれど、実際に観てみると、前述のシリーズを上回る脚本のクオリティに感動した。

各エピソードが、まるで1本の映画のような完成度で、思わぬ社会的メッセージへと着地していくストーリーテーリングが秀逸。

社会問題を風刺した設定が、かなり極端で「内容がリベラルすぎる」という批判もあるそうだが、最終エピソードまで辿り着くと、納得のアンサーが待ち受けていた。

TVドラマ論を説くメタフィクション要素もあり、同じ題材を扱った『ワンダヴィジョン』や、近年のアカデミー受賞短編とも比較しながら観て欲しい、名作オムニバスドラマシリーズだった。


[各話感想]

※それぞれのエピソードの題材といえる事柄(社会問題など)は、ネタバレの危険性があるので、文末に記載。


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第1話
「コメディアン」

[出演]
クメイル・ナンジアニ


[あらすじ]

スタンダップコメディを続ける売れないコメディアン。謎の男に声をかけられたことがきっかけで「他者の存在を消し、観客の名声を得る力」を手に入れた彼は……。


[感想]

ある意味では、『デスノート』や『ジョーカー』にも通ずる物語。

主人公の冴えない日常を描いた序盤が上手いために、次第に彼が変化していく後半の展開に目が離せなくなっていた。

影響を受けたであろう名作『シャイニング』を彷彿とさせるラストシーンには映画愛を感じつつ、スマホ依存の観客やSNSの使い方には、リブート作品らしい現代的な視点を感じた。

ただ唯一、"アポストロフィ"の下りが、よく分からなかったので、有識者の感想を求む。

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第2話
「三万フィートの戦慄」

[出演]
アダム・スコット


[あらすじ]

取材のため、航空機に乗り込んだ男性記者。機内で聞くことのできるPodcastが未来を予言していることに気づいた彼は、本機が墜落することを知ってしまい……。


[感想]

映画で言うならば、『フライトプラン』、『ファイナル・デスティネーション』にも近い要素を感じる航空機ワンシチュエーションもの。

人気エピソード3度目のリメイク版とのことで、言われてみれば、劇場版『トワイライトゾーン』で、ジョージ・ミラー監督のバージョンを鑑賞していたが、全く異なる物語になっていたため、とても楽しめた。

冒頭の本屋で売られているものが、他のエピソードに繋がっているという小ネタや、911を経た時代のリメイク版ゆえに宗教的な要素に触れるなど、本作ならではのオリジナリティが魅力的だった。

「礼節の終焉」というキーワードが、何とも象徴的な一作。

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第3話
「巻き戻し」

[出演]
サナ・レイサン、スティーヴ・ハリス


[あらすじ]

まもなく、映画学校に入学する青年と、その母親。ダイナーで優雅な時を過ごしたのも束の間、理不尽な白人警官によって、悲劇に見舞われる彼女らだったが、青年が持っていたビデオカメラにより、思わぬ現象に巻き込まれる……。


[感想]

映画好きの青年といった設定が映画ファンには、たまらない内容。

ライアン・クーグラーといった黒人監督に言及していることからも、そのリスペクトは明白で、「娯楽作品でありながらも、現在の黒人問題を描く」という作り手の問題意識が素晴らしい作品だった。

「ビデオカメラ」という記録装置と、「巻き戻し」というキーワードが何を意味しているのか。それらが、次第に浮き彫りになる展開が見事だった。

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第4話
「旅行者」

[出演]
スティーヴン・ユァン


[あらすじ]

毎年、クリスマスイブに恩赦として、留置場から一人を釈放している田舎町・イグラークの警察署。人がいないために、兄を勾留する女性巡査だったが、そこに謎の囚人が現れて……。


[感想]

クリスチャンの兄によると、キリスト教は遠くからの旅行者(=トラベラー)に優しくするという文化があるらしい。(『出エジプト記』のモーセなど、移民としての歴史が長いことが背景にあるとか。)

それゆえ、全編にわたって、「キリスト教」的な描写が多く、その文脈でみると、旅行者である謎の人物の正体は、意図的に、ある存在を示唆して描写されているが、それだけでは終わらせないところが秀逸だった。

『ウォーキング・デッド』、『ミナリ』と、近年、アメリカで活躍の幅を広げるスティーヴン・ユァンさんの起用により、数年ぶりのリメイクシリーズらしい、現代的な視点が感じられるのも良かった。ある種、移民という文脈として語ることの出来る作品とも……。


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第5話
「神童」

[出演]
ジョン・チョー、ジェイコブ・トレンブレイ


[あらすじ]

選挙戦の参謀として大失敗をし、落ちぶれてしまった男。彼が一念発起のために、思いついた恐ろしい計画。それは、「大統領になりたい」と語る子供YouTuberを利用し、本当に当選させることだった……。


[感想]

全く、展開が予想できない冒頭シーンから目を惹かれる一作。

『スタートレック』シリーズ、『search/サーチ』で有名なジョン・チョーのみならず、『ルーム』、『ワンダー 君は太陽』でお馴染みの天才子役・ジェイコブ・トレンブレイ共演ということで、一種の演技合戦のような作品でもあった。

ストーリーそのものは、『ブラックミラー』S2-3『時の"クマ"、ウォルドー』に近いものを感じたが、もはや、ジェイコブくんが、行くとこまで行った"ゆたぼん"(日本の小学生YouTuber)に見えてきて、乾いた笑いが起きた……。

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第6話
「火星への旅」

[出演]
DeWanda Wise、Jessica Williams


[あらすじ]

近未来、荒廃する世界を救うため、新天地を求めて、ロケットに乗り込んだ5人の宇宙飛行士たち。しかし、まもなく発射というタイミングで、彼らは「地上で多数の核ミサイルが発射された」という情報を得る。「地球の滅亡」を意味する突然の連絡に、為す術もなく、選択を迫られる彼らだったが……。


[感想]

「ブラッドベリ計画」というキーワード、レイという登場人物からも、レイ・ブラッドベリさんの著作「火星年代記」の影響を強く感じられる一作。

『エイリアン』シリーズを彷彿とさせる人間ドラマと、『惑星ソラリス』のようなサイコサスペンス的要素が組み合わされた物語は秀逸で、これまでの宇宙系SFにはない意外な結末も含めて、印象に残る作品だった。

もはや、SF映画を観ていると言っても過言ではないセットの作り込みゆえに、映画ファンにオススメしたい一作。

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第7話
「男の中には…」

[出演]
タイッサ・ファーミガ


[あらすじ]

地球に飛来した謎の隕石。その汚染による影響で、各地の男性が暴力化してしまう事件が発生。事態は、どんどん大規模になり、いつの間にか、街一体を覆いだしたため、女性たちは逃げることに……。


[感想]

#metoo問題を彷彿とさせる男性による暴力の問題を、ゾンビ映画やパニック映画の文脈で描いた意欲作。(冒頭に、わざわざロメロ博士という言葉を登場させることからも、その意図は明白。)

物語構造は、ただ、ただ、女性が凶暴化された男性から逃げるという一点に絞られていくため、かなり、シンプルではあるが、そこから、一歩踏みだしたラストシーンのメッセージが印象的。

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第8話
「起源」

[出演]
タイッサ・ファーミガ


[あらすじ]

裕福な家庭で、幸せな生活を送る妻。不法移民として連行された家政婦を哀れに思っていた彼女は、なぜか、数日後、同様の組織に連行されてしまい……。


[感想]

移民問題を描いた題材ながら、思わぬSF設定を用意することで、他の作品とは全く異なる物語を展開した異色作。

脱獄ものとしての娯楽性を保ちながらも、近年の賞レース作品(『パラサイト』『ジョーカー』など)でも描かれた「社会的格差」の問題、人権を奪うような入管施設の描写に、現実社会に通ずるリアリティを感じた。

『トータル・リコール』を彷彿とさせるある装置の登場と、そこからの展開は予想外だったけれど、「ミルクがこぼれたシリアル」といった移民社会を象徴する映像的な描写も含めて秀逸な作品だった。

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第9話
「ブルー・スコーピオン」

[出演]
クリス・オダウド


[あらすじ]

自殺した父親の拳銃を預かることになった大学教授。「君よりも彼を愛してる」という謎のメモを発見したのち、銃に関する思わぬ事実を知った彼は……。


[感想]

銃を、まるで人のように扱う男の物語。まさしく、現代アメリカの銃規制や銃社会を背景にした作品ゆえに、日本に生きる自分としては、少し、理解が及ばない部分もあったけれど、知らされる部分は多い作品だった。

他のエピソードと比べると、若干、印象が薄い部分が否めないのは気になったが、社会的な題材にこだわっているのは良かった。ラストシーンで、『ジュマンジ』を想起したのは、自分だけじゃないはず……。(笑)

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第10話
「影男」

[出演]
ザジー・ビーツ、ジョーダン・ピール、セス・ローゲン


[あらすじ]

あるドラマの撮影現場。その執筆に悩む女性脚本家は、想像を越えた、その先にある世界「トワイライトゾーン」に迷いこむ……。


[感想]

シリーズのラストにふさわしい最高のエピソード。さすが、『X-MEN』でシリーズ映画の要点を抑えてきたサイモン・キンバーグ監督回。(主演のザジ・ビーツの起用は、多分、『デッドプール2』の繋がり??)

実は、2012年から動き出していたという今回のリブート企画は、同じく『X-MEN』シリーズを支えてきたブライアン・シンガーが主軸となり、スタート。

2016年には、サイモン・キンバーグ監督も関わっていたとのことで、最初から、この物語がやりたかったんだろうなぁとは思った。

フィクションにおけるリアリティの描き方、それを強く考えさせられる作品だった。

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以下、ネタバレの危険性あり。


[題材といえる事柄]

第1話
誹謗中傷
アンチ
自己承認欲求

第2話
Podcast
予言の自己成就

第3話
ループSF
BLM(Black Lives Matter)

第4話
YouTuber
地域社会
キリスト教
未確認生命体

第5話
子供YouTuber
トランプ政権

第6話
ワンシチュエーションSF
ロケットの打ち上げ
グレートフィルター

第7話
フェミニズム
#MeToo
男性による暴力
ゾンビ映画

第8話
入管施設
並行世界
脱獄もの

第9話
銃社会
銃規制
自衛としての銃所持

第10話
メタフィクション
物語
虚構
トワイライトゾーン
Chiarums

Chiarumsの感想・評価

3.6
 ジョーダン・ピールが製作総指揮に名を連ね、ナレーター役でもちょこちょこ出てくる今シリーズ。
前々からずっと楽しみにしておりました!
ジョーダン自体はやっぱりイイ味出てる。けど、作品自体は全部が面白くイチオシとまではいかなかったかも。
ちょっと期待値上げ過ぎたかな?

以下、お気に入りエピソードランキング。
1.男の中には…
2.火星への旅
3.起源
4.巻き戻し
5.旅行者
6.ブルー・スコーピオン
7.コメディアン
8.影男
9.高度3万フィートの戦慄
10.神童