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アキラとあきらのnekosukiのレビュー・感想・評価

アキラとあきら(2017年製作のドラマ)
4.0
現在劇場公開中の「アキラとあきら」を息子が鑑賞して『とても良かった❗』と言うので先に制作されたWOWOW版が気になって本日鑑賞したところ余りの面白さにイッキ見してしまいました。

「空飛ぶタイヤ」以来、映画化が続いている“池井戸潤”作品だから期待を裏切るハズがない❗と思ったのは彼が元三菱銀行員で私自身がかつて同じ三菱グループの明治生命の事務員として勤務していて親近感を覚えるからでしょう。

ドラマに出てくる東海郵船は“日本郵船”、三友銀行は“三菱銀行”、ダイニチビールは“キリンビール”に置き換えると登場する主要会社がグループ企業で賄えてしまう巨大グループです。

現在菱電サービスは“三菱ビルソリューション”に旭硝子は“AGC”に社名は変わっても同じ三菱グループの一員です。入社した時には真っ先にグループ企業名を叩き込まれ、聞き覚えのある企業ばかりで驚いたことを覚えています。

原作未読で先入観ゼロなので銀行のお家騒動を描いた内容だと勝手に想像していました。
実際は偶然同じ銀行に務めることになった同期の“アキラ”と“あきら”の波乱の人生をバンカーの視線で描いた作品でした。
 
倒産、お家騒動、起死回生。
結局は勧善懲悪で終わるサクセスストーリーです。ドラマ版は尺が長い分丁寧に描いてある印象を持ちましたが映画版はどうでしょうか❓
コンパクトにまとまっているのか❓ダイジェスト版的なのか❓気になりますね😊
同じWOWOW制作なのでオンデマンドで観れる日を気長に待つことにします‼️
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