一旦、撤退したのだけれど、再度、挑戦したら、思いの他、良いドラマ。それにしても、次女の悪辣さを、最後まで執拗に追い続けた 作製スタッフに脱帽（観客としては食傷気味だけど、、）。他の方のレビューで彼女の息子が大成し、結局は、勝ち組に、、悪が正義を圧倒したのは、まことに残念。
ほとんどのシーンがfake 無し。戦闘シーンもまずまずであり、広大な草原風景、辺境の町のエキゾッチクさ、普通の街並みの賑わい、各府の設え等、十分に堪能。ただ、個人的には最終話が なんとなく締まりが悪い感じで、そのため、-0.5となった訳。シュージェンシーが青い目の娘と向かい合ったシーンは思わず涙が、、彼と長女の屈折した愛は、彼女よりも、彼の方がより深かったと思う。楊竪役の彼、初めて観たけど、なかなかのイケメンで、しばらく、彼にはまりそう。調べてみると、あまり有名な役者さんじゃないのかな、、日本で視れるものが少ない（ほとんどが中国語字幕－残念。）劇中で楊竪が 約束を破れば、国は50年で滅ぶと、言い切ったけれど、実際には、隋はその言葉より、かなり短命で、、楊竪の後の子孫がろくでなしで、、彼が頑張った割に残念な歴史になったのを知った。楊竪の妻しか愛さないという約束、侍女の冬曲が言ったように、男の約束は、風が吹けば、吹き飛んでしまうような紙と言い当てたのが、実際になった訳で、男性の約束は当てにならないということかな、、
