怒髪猫なんじゃった

刑事フォイル シーズン1の怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

刑事フォイル シーズン1(2006年製作のドラマ)
4.5
2015年8月下旬初放送から、ずぅ〜と観てましたNHK-BS📺

そして、今回最終seasonの放送が始まりました(嬉しい・・バンザァ〜イ)


これまでseason 1〜season 5までの38話が放送されました。
今回はseason 6〜season 8までの9話です・・これで全47話完結版です。


#39話・・「帰れぬ祖国」

戦争が終わり、混沌状態が続く英国🇬🇧国内と、お馴染みのフォイル警視正が、再びヘイスティングスの町の治安維持の為に最後の任務に就く。


正義の人・・クリストファー・フォイル
例え嘗ての上官であろうと、間違った事には意を唱え、不正には忽然と立ち向かう、絶対的な正義を貫く信念の人。

こんなに面白い📺ドラマはありません。

ミステリーであり、サスペンスドラマの真髄がここにある。

お馴染みのミルナーも違う地区の警視正だし、相変わらずサムも元気です。

あぁ〜来週も楽しみです♬


#40 話 「差別の構図」

ヘイスティングスに駐留する米軍基地の中で白人兵と黒人兵との衝突が目立ち始める・・そんな中で事件が起き始める。

黒人兵と町の女性との恋愛。
軍需成金実業家が金銭を脅し取られる。
米軍基地での黒人兵への暴行。

どんな時にも、理不尽な事には抵抗する正義を貫くフォイル警視正。

英国で兵役を拒否して重労働を選んだ青年と、米国へ帰国する黒人兵との最後のシーンでは、胸が熱くなる。


#41「反逆者の沈黙」

旧家の出でありながら、ナチスに加担したとして大逆罪に問われている青年・・黙秘を貫き通し裁判に望む。

フォイルは警察を辞めたのだが、不審に思い独自に捜査を始める。

真実はひとつしか無い・・正義の人フォイルは難事件に挑む。


#42 「新たなる戦い」

米国から帰国したフォイルに、英国MI5(軍情報部第5課国内専門班)から協力要請がかかる。
1945年7月に米国で原爆実験が行われた。
その実験に参加した物理学者とソ連のスパイ網との関係を調査して欲しいとの事だった。

警察を辞めたフォイルが、新しく情報局への入局を承諾するのか?


#43 「エヴリン・グリーン」

終戦後もMI5で機密情報漏れの捜索に忙しいフォイル・・保護していたソ連からの亡命者が次々と殺害される。
混迷深まる難解なストーリーに、缶チューハイなど飲んでいられないのだ。


#44 「ひまわり」

元ナチス親衛隊将校がソ連のスパイ網に詳しいという事で、戦後英国に保護されていた。
その彼が何者かに命を狙われていると云う事からMI5に保護を訴えた。
フォイルは、保護と捜査を開始する。

捜査するうちに、彼には戦時中に「ひまわり作戦」と云う恐ろしい隠された秘密があった。

英国vs米国の確執・・国の大義の為と云う理由はフォイルには通じない!

正義の為、信念の為、決して悪を許せないフォイルは最後に立ち上がる。

#45 「ハイキャッスル」
戦後も混迷が続く英国🇬🇧事情・・とても難しい、難解だが嫌いじゃない・・面白い。

相変わらずの重厚なストーリーでワクワクさせる。

#46 「エルサレムの悲劇」
戦後はまだ終わっていない。
ユダヤ過激派組織が暗躍し、英国世論に影響を与え不穏な空気が強くなって来た。
フォイルが捜査から外されたりと妨害する組織が・・
真実はひとつ!決して怯まないフォイル警視正がいた。

#47 「エリーズのために」
そうかぁ〜ドイツの曲だったのかぁ〜・・うちのカミさんが好きな曲だから良く覚えています。

いよいよ今回で最終回です。
録画して二度鑑賞しましたが難解でした。
紙に人物関係図を書いて考えないと難解でした。

フォイルとサムだけが、最後まで登場しましたね・・面白かったぁ〜
やっぱり英国サスペンスは最高に面白いです。