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https://mongolia.hatenablog.com/entry/netflix-Possessed
======鑑賞直後の感想=======
やっと完走できた……!!
1990年代、世間を恐怖に陥れた連続殺人犯ファン・テドゥの死刑がついに執行され再び平穏な日々が戻ったかと思われた韓国・ソウル。
時は流れ、彼を検挙した刑事は怪しい人物に殺害される。
そして間もなく、ファン・デドゥは霊となって甦る。
他人の身体に憑依して―
ここから現代の刑事カン・ピルソンVSファン・デドゥの対決が始まり、途中まではなかなかに面白かったのだけれど……
「今までこんなOCNドラマはなかった」と評されたらしい本作。
(OCNは推理、スリラーに定評のある放送局)
そりゃそうだろ。
と、思いましたわ。
他の方もレビューに書いている通り、想像した以上の胸糞ドラマ。
韓国版wikipediaナムウィキの憑依ページにあった「さつまいもを100万個は食べたような重苦しい展開」は言いえて妙でした。
特に14話、15話では「ま、まだこの地獄が続くのか……」と心の中で白目を剥いていた程。
でも、16話でなんとか盛り返してくれました!
これから観る方はなんとか最終話まで這って行って欲しい。
結局、殺人鬼ファン・デドゥの動機は個人的なものだし、刑事カン・ピルソンが標的にされてしまったのもそんな個人の理由からで。
現実の世界においても悲しい出来事は、ごく個人的な感情が根っこにある。
「憤りは切実な思いは勝てず、悪は決して善に勝てない」
切実な思いを抱いてカン・ピルソンが選んだ仄暗い道の先には光が見えて、それが救いだった。
スリラー、コミック、ヒューマンドラマ、ロマンスからの悲恋と、始終唸りながら複数ジャンルを走り切ったカン・ピルソン役のソン・セビョク、ありがとうやで……。
『マイ・ディア・ミスター』の三男が良かったので本作の視聴に至った次第。
三男とカン・ピルソン比較動画ありました。
https://www.youtube.com/watch?v=aOhIZXXsaug&feature=emb_logo
他のキャストさんもみんな良かったんですよ。
みんな、良かったの……。