この頃になると視聴率30%超えが当たり前となるので、キャストも豪華で扱う題材もセンセーショナルに。
純との愛を育むヒロインの宮沢りえだったが、AV女優であった過去が明るみとなり関係がギクシャク。
連続ドラマ時代、五郎に「人には上下の格なんてない。職業にも格なんてない」と真っ当な指摘をされ叱られたのに、純は何にも成長していない。
一方、蛍は勤め先の病院の婦長(大竹しのぶ)の夫である医師と不倫して駆け落ち。
健気な良い子だった蛍だが、大人になってからの反動が凄まじい。
五郎と純が蛍の元を訪れた、僻地のバス停や食堂の寂れた佇まいが好み。
複雑な感情を抱きながら蛍の不倫相手に特大の荒巻鮭を送ろうとする五郎にちょっと笑ってしまった。