きみどり

客 -ザ・ゲスト-のきみどりのレビュー・感想・評価

客 -ザ・ゲスト-(2018年製作のドラマ)
-
カトリックのエクソシスト&巫俗の悪霊祓いのマリアージュ。知らんけど。
巫俗は、李氏朝鮮の儒教より以前から存在した朝鮮半島のシャーマニズムのことだそうな。『哭声』のファン・ジョンミンが演じた祈祷師みたいなのは、きっとこれだと思う。

しかし。な、長かった…。いつになったら終わるんや、これ。ほんとに終わるんか、これ。というくらい長く感じた。いえ、わたしがせっかちなだけなんですけど。
パク・イルド(本ドラマにおける悪役)は結局誰なのか知りたくて最後まで観てしまいました。

もちろんそれだけではなくて、それぞれに家族を失った孤児である主人公3人のルックと関係性の描き方が非常に良かった。喧嘩ばっかりでなかなか打ち解けないものの、ラブラインは一切なしできょうだいのような仲に落ち着く。

刃物🔪と傷口が放送コードに触れるのか、ゴアシーンでボカシが入る。刃物で目をぶっすり刺して被害者を殺すのがルーティンなので、ほぼ毎回ボカシ。バスの全乗客が亡くなる場面では、画面いっぱいにボカシが広がっていた…。

お祖父さんが独り住まいしている小さな家が素晴らしかったな。山の中腹の一軒家でオーシャンビューですよ。あんな家に住みたい。
きみどり

きみどり