宮部みゆき原作の連続ドラマ。大ヒットした『模倣犯』の続編であるが、模倣犯を読んでなくても分かるようになっている。
きっかけは住宅火災だった。火災した家の夫婦が駆けつけた警察に伝える。『娘がまだいる。床下に埋められているので掘り起こして欲しい。私達が殺して埋めた』
この話の鍵は『夫婦は何を隠しているのか？』の一点。これで6話引っ張る。正直引っ張るにはしんどいオチである。1話ぐらい削ってもっとテンポよくできたのではないかな？原作の総量が3倍ある『ソロモンの偽証』でさえも4時間強で終われているので、この長さは頂けない。
宮部みゆき映像作品を見ている人なら分かるが、この主人公前畑滋子は過去3人の女優が演じている。模倣犯映画版の木村佳乃、模倣犯ドラマ版の中谷美紀、そして今回の仲間由紀恵。個人的には前畑役は仲間由紀恵が1番しっくりきたのでそこは良かった。ルポライターなんだけど所帯じみてる感じがよく出せてたと思う。黒木瞳の弁護士役もgood。
