マッシモ

ホークアイのマッシモのネタバレレビュー・内容・結末

ホークアイ(2021年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

アベンジャーズの一人、ホークアイことクリント・バートンに焦点をあてた物語。ホークアイに憧れるケイトと共にNYでゴタゴタに巻き込まれたクリントは、家族でクリスマスを過ごすためケイトに協力し、ゴタゴタ解決に乗り出す。

【キャスト】
[チームホークアイ]
クリント・バートン(ホークアイ):ジェレミー・レナー
ケイト・ビショップ(ホークアイ):ヘイリー・スタインフェルド
ピザ・ドッグ:ジョルト

[バートン一家]
ローラ・バートン:リンダ・カーデリーニ
クーパー・バートン:ベン・サカモト
ナサニエル・バートン:ケイド・ウッドワード
ライラ・バートン:エイバ・ルッソ

[ビショップ一家]
エレノア・ビショップ:ヴェラ・ファーミガ
ジャック・デュケイン:トニー・ダルトン

アーマンド・デュケイン3世:サイモン・キャロウ

[トラックスーツ・マフィア]
マヤ・ロペス(エコー):アラクア・コックス

カジミエルズ・"カジ"・カジミエルチャク:フラ・フリー
イヴァン・ヴァイオニス:アレクス・ポーノヴィッチ

[ブラック・ウィドウ]
エレーナ・ベロワ(ブラック・ウィドウ):フローレンス・ピュー

[NYの悪事の元締め]
ウィルソン・フィスク(キングピン):ヴィンセント・ドノフリオ


【ストーリー】
クリントは家族とNYでアベンジャーズのミュージカルを鑑賞していた。だが、過去の遺物であるローニンスーツを着込んだ何者かがNYで暴れたとのニュースを聞き、家族を先に家に返して単身調査に乗り出す。
一方、ローニンスーツを着て暴れてしまったケイトはトラックスーツ・マフィアに目をつけられ命を狙われるようになってしまう。
クリントはケイトを見つけ、スーツを回収。ついでにラックスーツ・マフィア達も一喝入れてさっさと家に帰るつもりだったが事態は次第に面倒な方向へと転がっていく…。

【総評】
ロキ以来の実写版MCUドラマ、それも今回はクリントにスポットが当たると合って期待は大きかった。エンドゲームでのナターシャとの別れに蹴りをつけるようなシリーズになると思っていたが、エレーナとの対話でそれは果たすことが出来たと思う。ただ今回は同時にケイト・ビショップをヒーローにするための物語でもあるため二人の関係性が育まれるシーンの方がメインであった。これはこれで良かったと思う。脇を固めた怪しさ満点のヴェラ・ファーミガ演ずるエレノア・ビショップや、そのフィアンセ、ジャック・デュケイン役のトニー・ダルトンも中々良い味出していた。対して、トラックスーツ・マフィア軍が若干のパンチ不足を感じる。実写版のドラマシリーズのヴィランを振り返ればアガサ・ハークネス、U.S.エージェント、征服者カーン(多分変異体)などが登場したが今作はエコーとブラックウィドー(エレーナ)を除ければほぼチンピラを蹴散らしているだけなので、もう少し好敵手が欲しかった。

で、ラスト1話にやってきたNetflixより到来したキングピン。いやいや。出てくるのは嬉しいんだけど、いきなり新米ヒーローのケイトに敗退するのはなんか違うと思う。扱いが雑すぎる。顔だけ見せてエコーかエレーナと戦わせればいいと思う。シナリオ的にも匂わせる程度のほうが良かった。恐らく単体作品エコーへの伏線張りも含めてでしょうがちょっとね、納得行かない。

ただ、本国では既にNWHが公開されそちらではチャーリー・コックスが顔を見せているわけでドラマ側でもNetflixデアデビル関係者をだして盛り上げたいという意図は感じる。日本の公開が3週間もズレていることを恨みますね…。ほんと。

【あとがき】
文句も多くなりましたが作品としては評価保留のロキを除く2作品と遜色ないくらいに楽しめました。長いですがどっかでNetflix版デアデビルもレビュー上げると思います。
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