他に書くとこがないので追記&再投稿。
さっきアンガス・クラウドの訃報を聞いた。もう、フェズコを観られないのか。嘘みたいだ。
たくさんの人が彼の演じたフェズコを愛したけれど、ドラマに出なかったら、アンガス・クラウドはまだ生きていたかもしれない(ショービジネスの世界はメンタルヘルスに障る)。
若い人が亡くなるのは本当に辛い。
シーズン3はもうよう観んわ…。
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2022/05
1エピソードごとの映像・物語の品質が映画ひとつ分くらいに濃いので、一気に観ると酔う。でも酔いたい。酔わせてくれ。
予想はしてたけどシーズン1を凌ぐ仕上がりだった。
特に初っ端からフェズコ兄弟の生い立ちをぶっ込んでくるとは…あの二人を嫌いになれる人はそうそういまい。フェズコはクスリ調達屋でありながら、このドラマの良心的存在だった気がする。
好きな女の子とソファに並んで『スタンド・バイ・ミー』を観るシーンで、彼女から身体をぐっと離していて、でも心の距離はすごく近い。泣けた。あの瞬間は紛れもなく「ユーフォリア(多幸感)」だった。
他の同年代男子たちの多くがセクシストの権化である中、チンピラの彼が唯一の紳士だったなあ…。
ゼンデイヤは、主人公といいつつも狂言回しの役に一歩退き、脇役たちのサイドストーリーに光が当てられていた。これがまた、どれもこれも素晴らしいのよ…。
まーとにかく観てるだけで疲労困憊するとこへ、今シーズンは泣き過ぎてもう泥のように疲れ果てましたよ。
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シーズン1観た時にも思ったけど、これってあと10年20年しても記憶に残る作品になるかもしれない。それぞれのキャラを演じた俳優が結婚したとか彼らの子供が俳優になったとかで盛り上がったりとか。
あるいは、誰も気に留めなかったモブを演じていた俳優が後にスターになったりする。これはかなり確率が高い。