紀元1世紀の初め。
朝鮮半島の北部ではドラマ『朱蒙』の主人公チュモンが建てた
高句麗が、
『風の国』の主人公ムヒュルの代に入って急速に強大な国に発展していったころ。
朝鮮半島の南部ではまだ小さな部族がバラバラに存在し、互いに牽制しあっていた。
そんな小部族をまとめ上げ、優秀な鉄器製造技術と海洋貿易で名を馳せる国家、伽耶(カヤ)の初代王になったのが キム・スロであり、
本ドラマの主人公である。
やはり 伽耶(カヤ)という 日本には なじみのない国の物語は
展開に 乏しく退屈だった。
主演のチソンは 顔立ちはよいが、役どころにめぐまれていない。
むしろ 王妃になる ホ・ファンオク役の ソ・ジヘが
その 清楚感から存在感を 放っていた。
憎まれ役の シングィガン/テガンが 滑稽で
憎まれ役になっていない。
ソル薬局で よい味を出していた ソク・タレ(イ・ピルモ)も
いまいちだった。
アヒョ役のカン・ビョルも あまり 好みではなかった。