南沙良目当てで鑑賞。
素晴らしいタイトルで、期待も裏切らない内容。
脚本も良いが、途中でドキュメンタリーを交えている部分が斬新で面白い。
東京で仕事がうまく行かず、地元の諏訪に帰ってきた裕介。
少し厄介にも思う事があった祖母が亡くなるが、祖母が残したフィルム型のカメラに見入られ、次第に祖母の写真を追う事になる…
メリハリのあるストーリーでは無いが、タイトルに誘導されてしまうのか、色合いや映り方が妙に印象的で、追いかけたくなる一作だった。
贔屓にしている南沙良は相変わらず透明感の中に圧倒的な存在感を醸し出している。
彼女が親の存在はしなものでしょ、と裕介に語る場面のインパクトが強かった。