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金よ出てこい☆コンコンのwhochanmisakiのレビュー・感想・評価

金よ出てこい☆コンコン(2013年製作のドラマ)
4.0
2月7日視聴開始、GYAOにて。
こちらの感想で、ラブコメ要素の入った渡鬼ってあったので、気になっていた作品。全50話(のハズ)無料配信期間中に完走するぞ。

まず、キャストに好きな俳優さんがたくさん。
二男の母親のイ・ヘスクさん、先月「たった一人の私の味方」のチャンダヤの母親で楽しませてもらったところ。綺麗な女優さんだ。

社長の妾クム・ボラさんはつい先日見終えた「チャングムの誓い」でチャングムの養母として若かりし頃の彼女に毎日会っていたところ。「私はチャンボリ」の後妻ファヨンでファンになり「白詰草」の狂人チャユミンの実母モ・ファランで大笑いさせてもらった大好きな女優さん。
社長のハン・ジニさん、おお「私はチャンボリ」のドンフ会長だ、好き。

たぶんヒロインであろうハン・ジヘは有名な女優さんだけど、ドラマで見るのは初めて。綺麗で可愛い、スタイル抜群!何より、大好きな笛木優子さんそっくりの笑顔、見ているだけで幸せ気分。

食堂をやってる夫婦も「君の声が聞こえる」「ピノキオ」「君を守りたい」でファンのキム・グァンギュさん(チャングムにもヨンセンを探す内官で登場してたのを発見、若い)と「今日から愛してる」のトースト屋のエロかわいいお母さんだ。

長男が見舞いに行った入院中の祖母を見てびっくり。「福寿草」でわたしの夢にまで現れた稀代の悪女チェユラの祖母チョン・ヘソンさんではないか。「かくれんぼ」でも貫禄の演技でした。でも、重要なことを言い遺してすぐに逝かれて残念。モンヒといっしょにわたしも泣いた。
まだ5話だけど、面白いぞ。
葬儀の場面のハン・ジヘ、大暴れのクム・ボラに爆笑。
ペク・ジニの可愛さ・真面目さ・聡明さに感服。
イ・ヘスクさんとクム・ボラさん、姑どうしの言い合いも眼福。
ユナの友人アンナがどこかで見たことあるぞと思ったら「福寿草」でチェユラに轢き逃げされた可哀想なユニの人じゃあないか。

男たちも見ていたい人が多くて、どのシーンも退屈しない。
良質なコメディだ。この心地よさは「お父さんが変」の中盤までを見ていたときに似ている。

8話、聡明にして可愛いモンヒョンがクム・ボラもとい義母ヨンエ宅に挨拶に。ヨンエが息子パク・ソジュンを思う心にじーんと来た。結婚式の集合写真を撮るときに義母ヨンエを呼びに行く花嫁モンヒョンにクム・ボラさんもわたしも感涙。
10話、モンヒの父方祖母ピルニョ、最低の糞ババア。高慢でブサイクで人を傷つけまくる名人。パーティでの偽ユナ=モンヒ最高(^O^)vアメジストの由来を語ってるシーンが痛快で何回も見た。
14話、モンヒの父ビョンフが嫌いになった。優しくて良い人に見えるけど、腰が低いだけ。優柔不断でええ格好シイの無責任男、家族をまとめるリーダーシップも無い!せめて自分の親(ピルニョ糞ババア)くらいピシッと叱れよ。
15話、偽ユナとヨンエの会食の場面が良かった。このドラマのクム・ボラさん(パク・ソジュンの実母ヨンエ)は人情味があっていいなあ。
19話はわたしにとって神回。ドクヒとヨンエが和食レストランの席で喧嘩、爆笑。ソンウンが偽ユナに気づいたみたいで、気楽に見れなくなってきたぞ。
24話まで来た。モンヒとヒョンス、進展しそうでしなくて中弛み感があったけど、また動き出して面白くなりそう。ヒョンテ(パク・ソジュン)の恋人ミナが強烈、農薬自殺未遂もすごいけど、財閥の隠し子だったとは。モンヒの母、仕事はできる人だけど母親としてはイラつく。

25話、またドラマのパワー完全復活。妻ソンウンの過去を調べる二男ヒョンジュンを全面支援(^O^)v、モンヒとソンウンのかつての恋人チンサンチョルがモンヒと鉢合わすラスト、衝撃。

ハン・ジヘがわたしの中でどんどん魅力的になっている。実に良い顔をする。動きも格好良くて素敵。彼女を見ているだけで幸せ、元気になれる。

27話、モンギュに露店をやらせることに強く反対する母シムドク。子どもに希望を託すと言って子どもを認めない母親の典型、イラつくだけでなく嫌いになってきた。モンギュがバイト仲間だったミンジョンに露店を手伝ってもらう流れはナイス。ミンジョンの中の人は「あやしいパートナー」で好印象、顔の表情が好き。ところで、この回の偽ユナがふっくらして見えるのは中の人の事情?
28話、神回。社長スンサンがミナを追い出しにヨンエ宅に怒鳴り込み、ミナ気絶、スンサン「わしは何もしてないぞ」と狼狽、ハン・ジニさんの名演で爆笑。社長スンサンと妾ヨンエ(クム・ボラさん)のエグい言い争いも名場面、大爆笑。モンヒとサンチョルの恋人時代の映像、「天国の階段」みたいな懐かしさがあった。
29話も神回。社長スンサン、財閥会長であるミナ父からの電話で心変わり、モンヒョンに離婚してくれと言い出す。「わたしは自分で言い出した約束も都合によっては平気で破る人間だ」と自嘲するスンサン。ヒョンテはモンヒョンを連れて家出。
30話、糞ババアピルニョ「モンヒを信じなさい。親に信頼される子は道を踏み外さない」と嫁のシムドクに。シムドクの母グァンスン「高学歴だけあってたまにいいことを言いますね」、爆笑。
ついにソンウンに隠し子がいることがドクヒにバレた。

あまりに面白く、一気見したいので、毎週3話ずつの配信に付き合うのはもったいなくて、残りを見るのは全話配信後にする。

31話、ドクヒ、昼間からウイスキーに浸り、ソンウンにブチ切れて「あのアマ!」(爆笑)
32話、シムドク、スンサン社長を叱って辞表を叩きつける。ドクヒに偽ユナとバレた。ソンウンとドクヒの駆け引き見もの。
33話、スンサン、ソンウンに隠し子がいたことを知り追い出す(爆笑)、喜ぶヨンエ(クム・ボラ)
35話、本物のユナ帰国。37話、クム・ボラとドクヒ(イ・ヘスク)、口喧嘩から水をブッかける(爆笑)。38話、モンヒとユナがついに対面。40話、モンヒョン妊娠。41話、モンヒョン出産。ヒョンス、イタリアから帰国。ミンジョン、なんて良い子なんだ、浦沢直樹の描く女の子みたい。
42話、ドクヒがソンウンにモンヒのデザインを盗ませる、緊迫感。ところで、「凍える華」の強烈なキャラで楽しませてくれたパク・ハナがデザイナー室にいるのを発見。ここではお行儀よくておとなしい。
44話、ドクヒ、ファン・ジョンパルに強請られてピンチ、狼狽えぶりが愉快。モンヒョンの赤ちゃんの百日祝い、みんな集まって良いシーン。
45話、20年前、正妻に浮気のぬれぎぬを着せたのを自分のせいにされたクム・ボラがブチ切れて、ドクヒの髪を鷲づかみ(爆笑)
46話、神回、ついにドクヒの罪が暴かれた、なかの人イ・ヘスクさん渾身の名演技が見もの。
48話で社長スンサンと妻や妾たちとその子どもたちの波乱の物語は収まった感。残り数話はわたしには蛇足だった。

4月13日視聴終了。
ぜんぶ見終えたときのスコアは3.5。最終盤で冷めてしまった。
モンヒが軸になっていた頃の夢中で見ていたスコアは4.5。
ユナに軸が移ってから、モンヒが脇役の一人みたいになって実に残念。
モンヒ+ユナ>2倍 になるべきなのに <1倍 の感。でも44話から48話はぐんぐん盛り上がって良かった。ここで終わらせてくれてたらなあ。

MVPはイ・ヘスク、助演賞がクム・ボラさんとハン・ジニさん。
クム・ボラさんとイ・ヘスクさんのバトルがあまりに面白いので何話かを保存しておくことにした(^O^)v
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