サンタフェ

サーヴァント ターナー家の子守 シーズン2のサンタフェのレビュー・感想・評価

4.4
M・ナイト・シャマランが贈る極上ホラー!

シーズン1に引き続き面白い!
作品全体の感想はシーズン1のレビューで書いたため割愛。

本作の面白さは印象が二転三転するところだな〜とシーズン2で再確認しました。大きく軸が二つあり「誰が良い/悪い(責任の所在)」「オカルト/科学」この二つの軸で視聴者の印象が常に変わっていくようにできています。

シーズン1を例を挙げるならば、最初はショーンは嫌なやつだな〜と思っていたら話が進むにつれドロシーの狂気が強まっていく…!リアナは魔女なのか…?という疑念と断固無神論/科学主義者のジュリアンの対比も印象的です。

謎が明かされることをゴールとすると展開が遅いとも取れますが、個人的にはこの印象の裏返りをリアルタイムで楽しんでいく作品という認識です。情報の小出しが抜群に上手い脚本と素晴らしい演出で自分の印象が変わっていくことを感じながら観るのはとても楽しいです。

シャマラン監督は本作が当初の構成通りシーズン4(40話)で完結することを明言しています。打ち切りエンドにはならないようで嬉しい限り!あと2シーズン、結末を楽しみに鑑賞したいと思います。
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