シャマラン監督のドラマシリーズ、シーズン4でついに完結です。
よくシーズン4まで続いたな…と思いつつ、感慨深い最終シーズンです。
子守のリアンが行き着くところまで行き着くとんでもない物語が展開します。
怪しさ全開だったこれまでのリアンから、物語の中心になり、カルトや世界の存亡まで展開します。
シーズン1の時には想像できなかった物語の展開です。
奇妙で不気味な描写が連続して、先が気になってしまうドラマです。
こちらにも想像の余地があるドラマで、リアンとは何だったのか？とか議論も出来そうな作品でしたね。

シャマランの何でもアリのカルトホラー完結！

全40話がほぼ一軒の家の中だけで展開されるというスケールとしては非常に小さな作品ながら毎エピソード様々なアイデアを用い常に挑戦的な撮影技法を試すようなシャマランとしては実験室的な作品だったのではないでしょうか。カルト宗教が軸にありながらジャンルをコロコロと変化させながら先の読めないホラーを心の底から楽しませて頂きました！

ローレン・アンブローズ、トビー・ケベル、ルパート・グリント、ネル・タイガー・フリーという4人のキャスト陣の功績はあまりに大きく、コミカルからシリアスまで見事に演じる役者としての力は確かなものでした。特にリアンを演じたネル・タイガー・フリーは今後バンバン活躍してほしいですし、ルパート・グリントはシャマランの新作にも出演しているのでめちゃめちゃ期待しています。

怖いだけでなく厭さであったり苛立ちであったり、時には笑いもありシャマランの引き出しの多さには改めて感心させられました。本作で培ったものが今後のシャマラン作品に良い影響を与える予感しかありません！最高に面白かったです！

いやあ…ここまで付き合ったよ。褒めてくれよシャマラン。だいぶキツかったよシャマランw

一話の尺はそれぞれ短いのに、体感かなり長く感じることが、シーズンを増すごとに増えていき、もう今シリーズなんかはほぼ、他のことをやりながらでないと見てらんない…くらいでしたwすいません。

終わりですよね？いや、終わりだ。仮に続くとしても、私の中では終わり！！もう無理ww