デンマークの外務大臣ビアギッテニュボーが、主にグリーンランドでの石油採掘についつどのように対処していくか、首相や自身の政党のメンバー、報道陣との確執なども織り交ぜながら描きます。

シーズン4しか観てないのですが、面白かったです。
自身の保身と信念のバランス、家族やスタッフとの関係…。政治家は特に各所に配慮が必要となるため、ビアギッテは少しも気が抜けません。
ストーリーの核となる、石油採掘と環境問題、ロシア、アメリカ、中国とデンマークの関係など、リアルですし、ビアギッテを取り巻く人々のストーリーも丁寧に描かれているので、引き込まれました。

コペンハーゲンやグリーンランドの美しさも堪能できます。
最近、アメリカ以外が舞台の海外ドラマで海外旅行気分を味わうことにハマっています。

こうやって年を重ねるのか、とキャストたちのその後を確認はできたのはよかったのか悪かったのか。
シーズン3までの勢いを感じられず、切なさが残る。

シーズン1〜4まで見終わった。シーズン1と2はすごく勢いがあって、とにかく面白かった。3はちょっと傾向が変わって戸惑って、4はよくなった気がする。きのせいか、3と4は映画っぽい作りになった気がする。余白が多いというが、突然映像が美しくなったりスケールが大きくなった感じ。
権力を持つと人はどうなるのかってことと、ビアギッテの巻き返しが格好良く思った。