依然としてタイドラマ(主にGMMTVのヤツ)にハマっていまして……同時並行的に複数作品を見ているのでまとめてレビュー。
(Filmaks上ではBLドラマ系作品しか載っていないような…)
(ドラマの魅力を語る上で若干のネタバレがあるかもしれません…)
映画学科のモテモテ男子学生4人組の恋愛&友情物語で、数々のメジャー恋愛映画を劇中で引用しているもんだから映画好きなら見やすいドラマ。
(ただ『ラブ・アクチュアリー』以外はそんなに効果的な引用になっていないような…『ウォール・フラワー』も好きみたいだけど、主人公たちのキャラ設定が"一軍連中"って時点で違うっしょ!)
(ロブ・ライナー監督作なのになぜか日本未公開なままの『Flippped』(2010)が猛プッシュされていて無性に見たくなる!)
まず、本作を見る前に『Puppy Honey』(2016-17)のseason1&2を見ていたので、その中でのPick(Offくん)&Rome(Gunくん)の先輩後輩カップルが今回Khai&Thirdとして同級生になっているのに若干戸惑ってしまったけれども……確かにこの二人の組み合わせは妙な安定感がありますね。
(『Puppy Honey』が主演男女の恋愛模様より、Pick&RomeのBL展開の方に力を入れていった理由も理解できる)
(ってか『Puppy Honey』は男目線だとPorscheは終始全然悪く無いし、すぐ転ぶEmmaちゃんがどんどんツマラナイ女になっていくのが残念だったよね)
ただ、Khaiがモテモテなイケメンキャラに思えないのと、Thirdは泣きすぎ!
(ドラマだから仕方ない面もあるけども、レビュー動画の件を生かすなら、それ以前に泣くのは耐えて耐えて耐え抜いていた方が感動できるって!!)
仲良しグループ内での恋愛のいざこざ(別れたり復縁したりを繰り返すカップルがいる状況)に巻き込まれた経験のある自分としては……とにかくTwoに共感度100%の視聴でした(笑)
(ってかTwoが超いい奴!……でもそこはLynnちゃんにいく流れっしょ!!)
小ネタとしては、学園祭的なイベントでサイズの違うソーセージを売るという下ネタがナイス!
(このコメディ感が後半どんどん失われていったのが惜しい)
(以下、便乗レビュー↓)
『Blacklist』(2019/12話)
『THE GIFTED』の主演コンビ(Nanonくん&Chimonくん)が出演の学園ドラマ。学校=監視システムvs個人の戦いが繰り広げられると思いきや、暴力とギャンブルと薬物汚染が蔓延していて、ギャングやらマフィアやらが派手に登場するトンデモ展開に……なんだけども、それらを扱うにしては演出も脚本もショボいし粗いし拙い。
とにかく、巨悪と対峙する物語やどんでん返しに次ぐどんでん返し展開をやるには伏線の張り方だとかがお粗末すぎて……その辺が大得意な韓国を見習うべきかと。
BLモノだとちゃんとキスシーンを描くのに、男女だと描かない(描けない?)のはなんでだろう?高校生のキスシーンは直接描写NGなのかな??
(ってか、男キャラと同数の女子キャラが律儀に出てきてカップル成立するというベタ展開なのが逆に珍しく感じられる…)
(ドラマ的には正直微妙だけど、Nanon&Chimon以外のメインキャストもOhm&First&Drake&Frankと他ドラマでお馴染みな面々だし、女子キャストやゲスト出演陣も知った顔ばかりだから、タイのGMMTVドラマ好きは必見です!)
『My Dear Loser -Edge of 17-』(2017/9話)
これまた『THE GIFTED』主演コンビ(Nanonくん&Chimonくん)出演作。いじめられっ子の主人公が学年一のマドンナに恋をする物語なんだけども……これまで見てきたタイドラマの中でも、コメディ&恋愛&友情具合が最高すぎてベスト級に大好き!
主演のOh(男)&Peach(女)の恋の行方以上に、脇プロットのSun(男)&In(男)&Ainam(女)の"切ない片想いの三角関係"が、胸キュンどころか心臓鷲掴みで大爆発!!ここでInが下す決断っていうのが「17歳だからこそ、それでいい!」って同意できるものだから、、、泣けました。
ってかPeach(ことJane)ちゃんが『初恋のきた道』のチャン・ツィイーに匹敵するキュートさ!
(Janeちゃんは『THE GIFTED』にも出ていたけどこっちの方がカワイイ)
そして、クリーニング屋の息子のOh(見た目がのび太)がPeachに向かって言う「そのブラジャー洗わせてよ」って台詞が秀逸。
(Ohはイメチェンしてコンタクトにするけど、やっぱり最後はOh&PeachはWメガネになって欲しかったかな…その方が反ルッキズムっていう意味合いもストレートに出るしいいと思うんだけど)