終戦から75年、原爆の爆風で傷つきながらも修復された一台のピアノ。
音楽を愛し、家族を愛した19才の女性。河本明子さんのピアノだった。
今年、そのピアノを用いたコンサートが開かれる。曲は、明子さんをイメージして世界的作曲家·藤倉大さんが作曲した『Akiko's Piano』、ドキュメンタリー部分。
残された日記から、明子さんの『ふつう』の人生、暮らしや想いをドラマ化。
藤倉大さんの『明子さんは、世界中にいる。』という言葉が、印象的。
『ふつう』に暮らしていた人が、ある日突然、戦火に巻き込まれる…。
『この世界の片隅に』を思い出しました。