たき

にじいろカルテのたきのレビュー・感想・評価

にじいろカルテ(2021年製作のドラマ)
4.0
「にじいろカルテ」を観る。

週末はドラマの日。

みつきち出るし、脚本は岡田惠和ということで、これは観なければと思ってはいたのですが、残業激しくてリアタイしそこねてた一品。
ネトフリ相変わらずやりおる。

最近医療ドラマばっか観てるような気がします。
煉獄がごときこの世の中の縮図になってるせいなのか。と考えるとちとかなしいものはあるのですが。

雨降って、地固まる。
あんなにきれいな虹を拝めるのだって、雨が降ったからこそ。

そういう前向きな思考回路がそもそも実装されてないので、とにかくいちいちはっとさせられました。
エピソード列挙しかけたけどよく考えたらぜんぶよかった。ぜんぶ泣けた。文句なしの満点。

「姉ちゃんの恋人」もそうだったですが、このひとの書くお話は徹底して性善説に基づいてるから、ちっちゃな頃から悪ガキで15で不良と呼ばれてたときに観てたらきっとめっちゃ反発してたんだろうなあと思うのですけれど。←不良になる勇気もなければ呼ばれてもなかったですよね。
ひとのやさしさが無性に身に染みてしまうのは、歳をとったということなのでしょうか。

赤青黄の会話を聞いてるだけで幸せな気分になりました。
みつきちほんとかわいい。所作と声と話し方が唯一無二。(あ、杉咲花も捨てがたい)
井浦新は「アンナチュラル」のときとのギャップも相まって(ベクトルは同じなんだけど)さらにやさしく感じた。得した。
奇しくも連日の北村匠海はそうか、DISH//てデスメタルバンドだったんだ。←違うぞ。

「ひよっこ」どっかで配信してないかなあ。
たき

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