肉鹿

サンクチュアリ -聖域-の肉鹿のレビュー・感想・評価

サンクチュアリ -聖域-(2023年製作のドラマ)
3.7
北九州。親の借金で荒んだ生活を送っていた青年は大金を稼げると口説かれ、故郷を離れ相撲部屋に入門。そこで地獄のような生活と圧倒的な力を持つ横綱候補たちに出会う。

なにが魅力かって、威圧的なまでの外見のリアリティ!これしか無い!

力士役を演じる全ての俳優は、1年間に及ぶ肉体改造や相撲の稽古を行ったというこだわりはもはや役者が役作りで体重増加したのか力士が役作りで発声練習したのかわからなくなるほどの出来栄え😂

さらに取組シーンではしつこいほどスローになって、たゆたうお肉や飛び散る汗が印象的に撮られてるのが相撲中継じゃ絶対にありえないから楽しい!けどしつこいからさすがに後半は飽きてきちゃう…🥺

それでも画面に惹きつけられるのは、土俵外のきな臭いお話や王道少年漫画みたいな展開に先が気になって仕方なくなるから!
このよきバランスにしてやられた感ある🤔

なにより誇張された兄弟子からのかわいがりや体壊しそうなトレーニングの連続に対して、エンドクレジットの最後で言い訳がましく「全部面白くするためのフィクションです。」て長々と説明しなかった心意気が好き。批判上等!

やり合おうぜ相撲協会!て、さながらドラマと同じように挑発してるのに完全にスルーを決め込むのは眼中にないのか余裕がないのか、どっちなの?🙄
肉鹿

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