talaw

ドント・ウォーリー・ダーリンのtalawのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

砂漠の中に出来た開発都市
みんなそれぞれ幸せな家庭を持ち、裕福な暮らしをしている
ただし、立入禁止区域があったり、旦那の仕事のことは聞けない不自由さもある
ある時飛行機の墜落を発見し立入禁止区域に入ってしまったアリスは幻覚や悪夢に悩まされる

結果的に言えばその幻覚や悪夢は現実で起きたこと、過去の出来事であった
現実世界では旦那が妻に幸せになって欲しいと願い、妻にVRの世界を見せているのであった
それぞれの家庭の妻はそうなっており、それに気づけていない、親友であるベビーは唯一知っている上でこの生活に満足していた。現実では子供はいないけどここにはいる
現実では医師として日々多忙を極めており夫婦間の仲もそこまでだったアリスにとってどちらが幸せだったのか。アリスは自分の人生を奪われたことに腹を立て、旦那のジャックを殺してしまう、これは現実でも死を意味した
全てを知ったベビーはアリスを逃し、現実世界へ戻した
主犯であるとされていた男は、妻に支配されていただけに過ぎなかった

男性が支配する世界とか、女性は家事だけやってればいいみたいな古い価値観に対する自由への意味を感じた、その自由に気付けないという意味も不気味
talaw

talaw