BROOK

ジェントルマンのBROOKのレビュー・感想・評価

ジェントルマン(2021年製作の映画)
4.5
鑑賞日:2024年2月10日
パンフレット:800円


カネは俺たちが頂くよ――!


いやー、、、ここまで満足出来る作品とは!
非常に面白かったです!!
日本映画は原作ありきの作品が多いけど、
オリジナルで勝負の韓国映画って、やはり素晴らしい!!!


キャスト陣に関しては、韓国俳優にかなり疎いもので…(苦笑)
ヒョンスを演じたチュ・ジフンはかなり良かったと思う♪


映画は、被疑者である興信所社長のヒョンスが検事のファジンからポリグラフの検査結果を見せられるシーンから始まります。

検査結果は、ヒョンスが話したことは”嘘”であることが判明して…


ヒョンスは元彼が犬を返してくれないという依頼人に同行。
元彼のいるペンションに依頼人とともに赴くことに。

しかし、依頼人が出てこないので、捜しに行くと…
何者かに殴られ、気絶。

目覚めると、今度はカン検事に拳銃を突きつけられ、ヒョンスは誘拐犯として手錠をかけられてしまう。

連行されていく中、車が事故で横転。
ヒョンスはカン検事に間違われ、病院へ。
本物のカン検事は重傷で1週間は目覚めないと言われる。

連れ去られた依頼人を捜すために、ヒョンスはカン検事として捜査を開始。
そんなヒョンスに”イカれ女”との異名を持つ検事のファジンが接触してくる。


ヒョンスは依頼人が出入りしていた店を突き止め、ミョンホという男を問い詰め…
ミョンホから、依頼人をマイケル・クォンに売ったという話を聞き出す。

ファジンにその名前を出すと、強大な権力を持つ者だと判り…
ヒョンスとファジンはクォンの裏の顔を一緒に暴こうとするのだった…。


あまり多くを語るとネタバレになってしまうので、、、
キーポイントはヒョンスをペロペロ舐める犬でしょうかね。
なぜこんなにも舐めるのか?ということかなぁ…(意味深)

そもそも、そこから”全て”の始まり…だったということでもあり。


物語は、どうなる?どうなる?そうなるの?そうなるのかー!の連続で、二転三転していくので、観ていて飽きさせない♪

ヒョンスの仲間たちがかなりの優秀っぷりで、まるでスパイ映画を観ているかのよう。
ハッキング担当に撮影担当に尾行担当と、みんなの活躍っぷりも楽しめる。


そして、注目はクォンをどうやって追い詰めるのか…ですよね?
これはホント観てのお楽しみとしか言いようがない。

終盤の辻褄合わせは見事!!!
やけに強調する結婚指輪とか、やっぱりなぁ…と。


結局のところ、ヒョンスって何者???
というところに行き着くとは思います(苦笑)

これ、彼らのさらなる活躍が観たくなる。
続編も充分にアリですね。
BROOK

BROOK