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ヨーロッパ新世紀のごーのレビュー・感想・評価

ヨーロッパ新世紀(2022年製作の映画)
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監督初日舞台挨拶の回を鑑賞。

劇中、様々な言語(ルーマニア語、ハンガリー語、ドイツ語、フランス語、英語)が使用されるが、言語により字幕が色分けされておりトランシルヴァニアという地域の背景が分かる。そういった土地に新たにスリランカからの労働者が現れ、地域の住民に不満が溜まっていく。
主人公のマティアスのようにドイツへ出稼ぎに行く人間もいるのにアジアからの労働者は受け入れられない村人達。

上映後、リモートでの監督舞台挨拶とQ&Aがあった。
実際に起きた事が元になっており、スリランカからの労働者が入ってきた顛末をネットにあげた人がいるとのこと。

このような問題をどうすれば解決できるか?
平和な時であれば解決できるが、限定的な状況だと難しい。悲しいけど人間の特性だと思う。教育をしていく事が大事。

最後にマティアスが銃を撃ったのは自分の中の悪魔に向けた物だと思う。
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