・あらすじ
海辺の小さな街にあるお弁当屋さんで働く女性・ちひろ。元風俗嬢であることを隠さず軽やかに生きる彼女は、自分のことを色目で見る男たちも、ホームレスのおじいさんも、子どもも動物も、誰に対しても分け隔てなく接する。そんなちひろの言葉や行動が、母の帰りをひとり待つ小学生、本音を言えない女子高生、父との確執を抱える青年など、それぞれ事情を抱える人たちの生き方に影響を与えていく…。
観てよかったです。
また一つ、いい映画に出会えました。
なんか抱きしめられているような気分になりました。
その人が居るだけで、その人と少し話すだけでいい一日になる人、たまぁ〜にいますよね。
よく行くバーにもいます。来るだけで盛り上がる人。いるだけで、元気が貰える人。
そういう人になりたいもんです。
でも誰かにパワーをあげる人も、必ずどこかで充電しないとバッテリーが切れる訳で🪫
逆に元気をもらうのも大事ってことですね。
本作の"ちひろさん"もそんな人でした。そういうキャラクター作りが秀逸だったし、会話や街の人たちがとても温かくて、観ていて心地良い作品でした。
ちひろさんみたいに真に自由に生きるって難しいけど、それは人間の1番の強みでもあると思います。
「我々は自由の刑に処せられている」と言う人もいますけど、「自由意志こそが人間の尊厳だ」と言ってる人もいます。
人間って、ペンやハサミのように、目的が決まった状態で生まれてくる訳じゃなくて、何者でもない状態で生まれてきて、人生の中で自分の本質を創っていく存在ですよね。
だから自由に生きられる。
選択し続けないといけない。
作中の言葉で言うと、自分の内側を見つめることで、自分がどんな"星"の人なのかを分かって、"同じ星の人"を見つける的な。
🌀ちょっと飲み過ぎたようです🌀
てな訳で、マジで観て欲しい作品です👍
☆4.4‼️