イベリー子豚

ひとりぼっちじゃないのイベリー子豚のレビュー・感想・評価

ひとりぼっちじゃない(2023年製作の映画)
3.6
「史上最強の【フンイキ】映画」
「今期の芸術点・限界突破の圧倒的ビジュアル・センス」
「多分、レオナルド・ダ・ヴィンチが再編集した
『おやすみプンプン』」
「一切のエンタメを捨て去った
『モ・テ・キ』の第3巻」
「考えるな!感じ……ることはほぼ無理ゲーだけど寝るな!」
「とにかく監督が【井口】氏を大好きなことだけが
伝わってくる135分」
「#キスのときに眼を開けている女の子には勝てない」
「ストライプのオールインワンで町中華に君臨する
【河合優実】ちゃんを観られただけで元は取れるって話」
「誰一人、得をしない【ワンカット・ラビット・エンド】」





※これは映画ではありません。修行です。


人生3回繰り返してブラッシュアップされた
感性でも太刀打ち出来そうにありません。


「何故、我々は井口理氏のお尻の割れ目を見つめているのだろう」
「尻を見つめるとき尻もまたお前を見ているのだ」


……哲学ですか?
アウグヘーベンですか?ニーチェなんですか?

とにかく
監督が絶対に、井口くんを好きすぎですって。


「絶対にナマ足を撮りたい!」
「右手で何かをシゴかせたい!」
「負け顔とイキ顔をスクリーンに焼き付けたい!!」


この愛が作品の中で異常な成長をとげ
ストーリーをまるごと飲み込んでしまったかのよう。


「無意識で他人を見下してるクセに
それを隠そうとコミュ障に陥ってる
完結自己愛・高給取り・コジラセ男が
ミステリアスで性に奔放な美女に振り回された結果、
ちょっと成長する」

を拡大&曲解し過ぎですもん。


そりゃ、どんだけエモーショナルな映像や
カメラワーク、BGMナシ環境音アタックでも
観客は一切、着いていけません。
GoTo置き去り。


せっかく
ファッション、インテリア、ロケーションのセンスが
バケモノ級にカッコいいのに
その全てが井口氏の
「クロちゃんムーヴ」で帳消しに……。


一体、この映画は何なんでしょうか。

行定お師匠の系列とも毛色が違いすぎ。

どちらかというと大陸の風を感じますし……。


うーーん。
やっぱり判断不能。

とりあえず
井口氏が羨まけしからんことだけが
唯一、ハッキリと断言出来ます。


果たして
次回作はどうなることか。
健太郎くんと飛鳥ちゃんなら……多分、大丈夫でしょう。笑