Paula

マダム・ウェブのPaulaのレビュー・感想・評価

マダム・ウェブ(2024年製作の映画)
3.0
初登場の興行成績が映画化されたマーベル・コミックスの中でも6番目に低いとされ、また、ターミネーターのアイデアを模倣をしているシナリオに関しては、そんなのどうでもいいけれども... 原作のキャラと大幅に改変をし、ラストには整合性を埋める為の花火って... そんな壁をも破壊するような花火ってありなのか? それと3人娘のキャラが一人はいわゆるステレオタイプのキャピキャピAfrican Americanでもう一人が、お嬢様系のコケージョンのティーンにセリフの少ないスパニッシュという人種の壁をまんべんなく配置するように忖度している。
この映画の一番の面白くないところは3人娘のコスプレは途中で出てきても肝心なマダムのコスプレは最後にちょこっと出るだけで、しかも相手を倒すのに他力本願って... 何よ⁉

ラストは次回作作る気満々なのが... いやらしいところと言えるかも? スパイダーマンは1968年の映画『まごころを君に』でアカデミー主演男優賞を受賞しているクリフ・ロバートソンと個性派俳優の一人、ウィレム・デフォーが御出演という事で鑑賞したけどマーベル・コミックスに期待する方が無駄のように感じる。

本作の違和感はその題名にあり... 決して彼女が、いわゆるフラ語の "Madame" に見えないのは、この映画がオリジナルの前日譚的存在だという事かもしれない。

※花火に関して、日本のように夏になれば花火をそこらじゅうのスーパーや雑貨店で売っているけれども販売自体を禁止したり、お祭りや記念祭などの特別な日だけ許可している国は少なくない。
その一つが、映画の舞台になっているニューヨークってこと...
差別主義者の国、イギリスのおバカなクラーソン女史は知ってか? 折り込み済ってか?
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