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ゴジラxコング 新たなる帝国のmatchypotterのレビュー・感想・評価

3.9
今年の上半期で1番楽しみにしてたかも知れない。
『ゴジラ×コング』の新たなる世界。

ずいぶん前から予告編やってて、ゴジラとコングが地底世界を並んで走ってるから、“また”新たな共通の敵が出現するんだと思って楽しみにしてた。

とはいえ、この手の予告編は“全部は見せない”のが通例だから、何が観れるのかとワクワク。

そして、色々観れた。
ゴジラは何かに怒り、何かに備えて地上で各地に潜む他の怪獣を淘汰し覇権をモノにしながら力を蓄える。

コングは自分の家族を探し、自分の故郷である地底にそれを探す旅をする。
しかし、前回のコングの出現により明らかになった地底にはまだ見ぬ世界と“覇権”があった。

前半はそのそれぞれの動きをじっくり描く。
その光景は後半の序章として淡々と、でも確実に描き、一方は地上で、もう一方は地底で、2体のモンスターが存在感を残す。

そこから後半、彼らの覇権が揺らぎ、地上の人類さえも飲み込むような大きな脅威が蠢く。

それに対し、この2体の覇権モンスターが動く。
IMAXとかDolbyシネマとかで観ればよかったと悔いが残る。

この後半の壮大なバトルは情報量が多いので、それをもっと受け止められる劇場環境と心の準備をしてもよかったかも知れない。

なんか勿体無い気がした。それぐらいタフなモンスター映画に成長した。

なんていうか、これすら“布石”にして欲しい。
というか、前半が少しマッタリするのも、この地底のことをなるべく詳しく丁寧に伝えようとしてる気がした。

だからこのシリーズはまだまだイケる。
“髑髏島”から始まり、コングがゴジラと相対し、地上と地底という地球の世界観を倍にまでした。

となれば、次はきっとこの“2重”の地球では収まらない展開が来る、はず。
その時までにまた観てもっと受け止められるようにしたい。

コングもゴジラも体の可動域がどんどん広がってるような気がする。
どんどんモンスターらしく、いや、それ以上にパワーと躍動感が増している。
力のインフレ、止まらない。

どんどん世界観が増し、もっともっと観たい他のモンスターがモブキャラになりかけるほど畳み掛けてくる。

コイツらが向かう先は、、、ここから先も楽しみだわ。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
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