なつそら

沈黙の艦隊のなつそらのレビュー・感想・評価

沈黙の艦隊(2023年製作の映画)
3.2
【アマプラ待ちで十分かな?】

予告編を見てからとても期待していた作品。
今日は映画の日ということで朝イチから映画館へ!
公開して最初の日曜日でさらに映画の日。
結構な客入りでした。

出来はというと、オープニングは素晴らしかったです。
原作も読んでいましたが、最初の海江田登場のシーンは原作そのもののようでした。
やまとと原潜に削るシーンは欲しかったかな。
深町も良かった。アイスを食べる姿は彼の人となりを描いていてすごく好きなシーン。

それでも私が耐えられたのは最初の方だけ。
確かに、クラッシックが流れるイメージでしたが、潜水艦同士の戦いで終始BGMがクラッシックじゃなくても良かったんじゃ無いだろうか?
私だけなのかもしれないが、気持ちよく寝てしまいました。
もっと音の無い緊迫した戦闘シーンが見たかったかな?
ひょっとしてあったのか?寝てて気が付かなかった?

監督誰なのかと後から調べたら、吉野耕平。
「水曜日が消えた」でも感じたんですが、発想や映像はとてもセンスを感じるんだけど、映画全体の構成についてはどうなんだろう?良い素材をうまく活かしきれてない印象があります。

沈黙の艦隊自体はとても長い作品ですので、ヒットしたら続編もと考えているんでしょうか?
最初から続編ありき作り方では無いようですが、この出来では次は期待できそうもありません。

制作がAmazonですので、1ヶ月もすればアマプラで見ることができそうですのでそちらでも良いぐらいの作品でした。とても残念…
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