ゴールデンウィークで浮かれ散らかす前にしっかり現実を直視するためにゴリゴリの社会派ドキュメンタリーに行ってまいりました。
エンタメではありません。海の向こうとは言え現在進行形のウクライナ侵攻の中でも指折りの激戦地となったマウリポリ。
そこへ突撃したジャーナリストの脱出までの20日間のドキュメンタリーです。
※ドキュメンタリーにつきスコアは付けてませんがお勧めはできます!(人の命が軽石並みに軽いので相応覚悟してみた方が良いとは思います。)
【キャスト】
(ドキュメンタリーなのでなし)
突撃したのはAP通信のウクライナ人ジャーナリストのムスチスラフ・チェルノフ氏。
【ストーリー】
(ドキュメンタリーなのでなし)
【総評】
ほんの2年前に起こった出来事と思うと心が痛い。赤ん坊や妊婦まで情け容赦なく死んでいく。コレを地獄と呼ばずに何と呼べば良いのだろう…。
まずインフラを潰して兵糧攻めにするのイスラエル パレスチナ戦争でもありましたね。人道ゾーンも作られずインフラが崩壊させていくのは中世から変わらぬ鉄板戦法ということを再確認しました。血も涙もないですが効果的だと思います。よく2ヶ月以上耐えたと思います…。
(好きなシーン)
ネタバレも何も無いですがほとんどラストですので一応あとがきの後に付け加えておきます。
【あとがき】
中盤取材を受けていた医師の言葉が本作で一番印象的だったので締めに引用させていただきます。
戦争はX線のようだ。人の本質を見せてくれる。善人はよら善人に。悪人はより悪人に…。
ちょっとニュアンス違ったらすいません。
------------------
好きなシーン ここから
------------------
「病院吹き飛ばしたのなんてフェイクニュースだ!」と宣うロシアのハゲ高官とその後の板切れに番号だけ書かれたマウリポリの墓標が映るカット。
------------------
好きなシーン ここまで
------------------