アもん

哀れなるものたちのアもんのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.1
ランディモス映画に、最強のビジュアル(美術、衣装、ヘアメイク)と、エマ・ストーンの演技力が追加されたという感じで、彼の映画の中では一番見やすいし、面白かったし、やっぱりバービーだったりと同じ公開タイミングの言うのもあるので社会性が際立って議論されるけども、あくまで個人的なヨルゴス節でよかったな。そんな、フェミニズム映画だ!ってだけの映画ではないな、もっと広い世界を見てるなぁ。

ピノキオ、アトム、痴人の愛、その他たぶん沢山、比べられるものは多いこの作品。何度も見なくてもいいけど、他の作品をしっかりみて考察はたのしそう。

ビジュアル的にもセリフでも、最初の赤ちゃんの性別が明かされていないのが、演出の妙技である。

なんか、久し振りに2時間半で丁度いいよ!という名作観たな!
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