大田原愚豚舎旗揚げ十周年 全作品特集上映
監督の渡辺紘文、主演の渡辺雄司、矢田部吉彦トークイベントの回を鑑賞。
嫌がらせ、癪の種などの意味を持つエリック・サティの楽曲『VEXATIONS』から着想を得、一つの楽曲に取り憑かれたピアニストの孤独でどこか狂気的な日常を描いた衝撃作。
原曲は1分程度の曲を840回繰り返す、というこれまた狂気的な曲という。
これも「テクノブラザーズ」や「生きているのはひまつぶし」同様MOOSIC LAB 出品作品で一般公開は初とのこと。
1人のピアノ演奏者の変わらない日常を映す。「叫び声」にも似た作品。
とにかく雨が降っている。外のシーンは全て雨だし屋内のシーンもほとんど雨音が聞こえている。監督曰く、なんでかずっと雨の映画にしようと思ったとのこと。
「テクノブラザーズ」のCDを入手し、ポスターにサインを頂けて満足。